2013-10-20(Sun)

武尊山(2013.10)

武尊山(2158m)

日時:2013年10月19日(土)6:20~14:40
天候:曇り
同行者:六ちゃん、タダオ

武尊山、これで「ほたかやま」と読む。
「ほたか」というと普通、山では北アルプスの「穂高岳」を思い浮かべる場合が多い。
なのでこちらは、上州武尊(じょうしゅうほたか)と呼ばれることもある。

その武尊山に、登山部3人で登った。

早朝、6:00過ぎに武尊神社の駐車場に到着。早速着替えて登山開始。
武尊山は、今回登る西からのルートの他に、東から登るルート、南から登るルートがある。
西からのルートが一番短そうなので、今回はこちらから登った。

駐車場からしばらくは林の中の砂利道。
それを30分くらい歩くとだんだん山道になってくる。
武1

しばらくすると沖武尊(山頂)と剣ヶ峰の分岐に着く。
今回は沖武尊→剣ヶ峰→下山というルートで登る予定だったので、左側の沖武尊方面に向かう。

須原尾根に向かう林の中。
武3 武2

広葉樹と針葉樹が混ざった林。結構、急角度なのと、前日の台風の影響だと思うけど新しい倒木がいくつも登山道をふさいでいたり、濡れた落ち葉で足場が滑ったり、歩きにくい山道。
それほど早くないペースで慎重に登っていく。
途中で、キノコ発見(でも、名前がわからない…)。

分岐から40分ほどで尾根に出た。
武4

ここから山頂までは尾根歩き。

またキノコを発見したが、名前がわからない。
武5

稜線からの眺め。方角は、北。
武6

山頂までの尾根道を歩いていると、だんだん雲が晴れてきた。登山口から尾根に出るまではずっと雲の中だったので、今日は山頂に着いても景色は期待できないなと諦めていたので、嬉しい。

ここが「行者ころげ」と呼ばれる場所かな?クサリ場が連続するので慎重に登る。
武7

武8

写真を見るとわかると思うけど、雪がある。これは今年降った雪。
数日前の台風のとき、東日本は大雨に見舞われたけど、山の上では雪だったのかな?


いくつかクサリ場を乗り越えると、また緩やかな稜線に着いた。
もうここまで来ると視界を遮る林もなく、周りが見渡せる。

剣ヶ峰が見える。
武9

後ろに見えているのが山頂。
武10

まず、山頂に登りそれから剣ヶ峰まで行く予定。


山頂までの道には普通に雪が残っている。
武11

気温はたぶん5℃くらい。稜線は風が強いので体感温度はもっと低い。
動いていないと手が冷たくなってしまう。急いで山頂を目指す。


はい、山頂到着。
武30

山頂からは360度のパノラマが楽しめた。

これは、燧ヶ岳(ひうちがたけ)。
武13

至仏山(しぶつさん)。
武14

右の三角の山が至仏山。
中央左奥の長い緩やかな稜線の山は、平ヶ岳。

東には…

日光連山(左の一番高い山が、日光白根山)。
武15

皇海山(すかいさん)。
武16

皇海山(左奥)は、マンモスの背中みたいだなあ。
(マンモスを見たことはもちろんないが、なんかそんな感じ)

写真で紹介した以外にも、谷川岳、草津白根山、赤城山(雲海の上に頭だけ出ていた)などが確認できた。
晴れていれば、浅間山、八ヶ岳なども見えるらしいけど今日は雲に隠れてはっきりと確認できなかった。


山頂でおにぎりなどを食べて腹ごしらえして、次の目的地の剣ヶ峰に向かう。
剣ヶ峰までは緩やかなアップダウンの稜線歩き。
武17

剣ヶ峰までの稜線は緩やかではあるけど、風が吹き抜けるのでかなり寒い。
動きを止めるとすぐに手の先が冷たくなってきてしまう。

木にとっても過酷な環境なんだろうな。

稜線で見かけた木。
武盆1

松の木かな?盆栽みたいに枝が複雑に伸びている。
過酷な環境の中、一生懸命頑張って生きているんだなー。

これ以外にも、盆栽的な味のある木がいくつもあった。
武盆2 武盆3

武盆4 武盆5


だんだん、剣ヶ峰が近づいてきた。
武18 武19

剣ヶ峰、直下の岩場。
武19-2

タダオもこのレベルなら問題なく登れるようになったな。ワタクシの指導がよかったんだろう、うん。

剣ヶ峰のてっぺん。
武20

南の方角、よ~く目を凝らして見ると富士山が見える。
武22

この日、富士山も初冠雪だったらしく、ちょうど雲と同じ白っぽい色と同化して見えにくいけど、確かに富士山だった。
先週登った両神山からも見えたし、9月に登った木曽駒ヶ岳からも見えた。
「見えた」というより、無意識のうちに富士山を探しているんだろうな~。
富士山が見えるとしたら、こちらの方角なはず…、と思っていつも探しているんだと思う。

剣ヶ峰から、登山口方面を見下ろすと、完全に雲の中。
武21

剣ヶ峰山頂で少し話をした、年配のご夫婦。
なんと、京都からクルマで二人で来ているらしい。
前日に谷川岳に登り、今日はこの武尊山に登っているとのこと。
日本百名山完登を目標に山登りをしていて、現在61座達成と言っていたかな?

もうお二人とも60歳を超えていたけど、お仕事も引退されてどうやら時間的に余裕があるようだし、何よりもお二人とも足腰がしっかりしていたから、きっと達成できると思う。
頑張ってくださいね~♪

足腰がしっかりしていたのがなぜわかるかって?
それは…、
剣ヶ峰から登山口までの下山ルートで、我々3人(まだ、かろうじて30代の!)を追い抜いてスタスタと下山していったから。
しかも、前日に谷川岳を登っていて連闘にも関わらず、そんなことを感じさせない軽やかな足取りで。

弱小登山部…


剣ヶ峰直下の分岐標識。向かうのは宝台樹キャンプ場の方向。
武23

沖武尊(武尊山山頂)が見える。
武24

あとはもう、一本道を下山するだけ。
でも、この下山ルートが少し厄介だった。元々、結構な急斜面で岩がゴツゴツしていたり、木の根っこがところどころ張り巡らされており歩きにくいのに加え、雨でかなりぬかるんでいて、さらに濡れた落ち葉で滑りやすく、ゆっくりゆっくり慎重に下山しなければならなかった。

剣ヶ峰からしばらくの間、両手を使って体を支えながら下りなければならない箇所がいくつもあったが、小一時間もすると傾斜も緩やかになり、通常の登山道になった。

沢をいくつも越え、登山口を目指す。

もう、すっかり秋の雰囲気。
武25

またまたキノコ発見!
武26

このキノコはとてもおいしそうだった。
う~ん、ナメコかなあ?
でも、ナメコってもっと群生している気がするんだよな~。

結局、今回も名前がわかるキノコにめぐり会うことができなかった。

分岐に到着。あとは、駐車場まで歩くだけ。
武27

駐車場までの林道を歩いているとき、ちょっと緊張するできごとがあった。
左前方の谷側の茂みからガサガサっという大きな音がした。そのとき、我々の隊列は、六ちゃん、ワタクシ、タダオの順で前後30mくらいの間に3人がそれぞれのペースで歩いていた。

2番目に歩いているワタクシにも大きな音が聞こえた。
この状況でこういう音がした場合、ちょっと慎重にならなければならない。
それは、ヤツが出た可能性があるから…

もし、本当にヤツだとすると、どうしたらよいか。
う~ん、困った。

驚いて逃げて行ってくれればよいけど、もしもヤツが「ご機嫌斜め」な状態だったら…。

…。


ヤツ
武28
(画像はwebで拾いました)


六ちゃんに聞くと、はっきりと姿が見えたわけではないけど、黒っぽい影が見えた気がすると言う。
やはり、ヤツか…

とりあえず、ワタクシは両手に持っているストックをバチバチと鳴らして大きな音を出した。
人間の存在を気づかせ、遠ざかってもらうために。

何度か大きな音を出し、少し時間を置いてまた歩き出す。
ガサガサっと大きな音がした場所を通りかかるが、何事もない。

もう駐車場まで間もなく、というところだけどこんなこともあるんだな。
クマ鈴はちゃんと持って行ったけど、3人パーティだし、前後に数組歩いているという安心感から、ザックに入れて音が鳴らないようにしてあった。

でも、やはり使うべきところでは使わなければいけないんだなと実感した。

10分くらい歩いて、無事に駐車場着。

6:20に駐車場を出発して、着いたのが14:40くらい。
休憩時間も含めた総行程は8時間超。
足元が悪く、全体的にゆっくり歩いたこと、山頂で少し長めの休憩をとったことなど考えても8時間というのは、かなりタフな山歩きだった。

でも、3人とも怪我もなく無事に帰ってくることができた。
終始、一定のペース(リズム)を保って歩くこともできたし、クサリ場も着実にこなせるようになったし、登山部のレベルもチームワークも確実に上がってきていると実感できた。
(弱小登山部ではあるが…)


今回は、六ちゃんにクルマを出してもらった。
六ちゃん、早起き&往復の運転お疲れさまでした!

今年、もう一回、3人でどこかの山を登れるといいねえ。

No.024
武尊山編
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