2013-09-13(Fri)

五竜岳・鹿島槍ヶ岳(2011.8)その②

五竜岳~鹿島槍ヶ岳縦走。

<2日目>
2日目の行程は長い。
五竜山荘から、五竜岳に登り頂上を踏んで、八峰キレットでいったん大きく下り、さらに鹿島槍ヶ岳に登り返し、その先の冷池山荘(つめたいけさんそう)まで行く予定。
途中、八峰キレットにキレット小屋という山小屋があるが、そこまでだとやや行程が短く、早く着きすぎてしまう。
ここは思い切って、冷池山荘まで行く計画とした。

朝、夜明け前に起きて、身支度をして五竜岳の頂上に向かい薄暗い岩道を登る。
普通、山小屋で朝飯を食べてから出るのだが、この日の行程は長いので朝飯をゆっくり食べている時間が惜しい。
山小屋の朝飯は、5:30くらいからが普通だが、5:00になれば外はもう明るい。
なので、前日のうちに朝飯を弁当にしてもらうよう山小屋に頼んでおいて、その朝飯弁当をザックに入れ出発。

図1
五竜岳山頂到着。
まだ朝もやに包まれている。

前回、五竜岳に登った時も頂上の天気はあまり良くなかった記憶がある。
相性が悪いのかな?
今日の行程は長いので、景色が見られないのなら頂上に長居する理由もないので、八峰キレットに向けて出発。

八峰キレットは今回の登山のハイライト。
五竜岳の山頂から一気に標高差で約400m下り、また鹿島槍ヶ岳の山頂まで400mを登り返すというハードなルート。道も悪く、クサリ場、ハシゴが連発する、緊張を強いられるルート。

でも、そういうハードなルートを歩いてみたくてわざわざ来たので楽しみの方が大きい。

図2
下りの最中、ようやく霧が晴れてきた。黒部峡谷越しに、立山が見えてきた。その奥はたぶん薬師岳。

図3 図4
こんな道を下る。振り返ると、五竜岳の山頂付近がずいぶん高いところに見える。
一気に、どんどん下っていく。

図5
道端にはところどころ花が咲いている。これは何の花だろう?いろんな種類がごちゃごちゃしていてわからん。
何種類あるんだろう?

図6 図7
日が昇るにつれて、霧が晴れてきて立山連峰がよく見える。
奥から、薬師岳、立山、剱岳(つるぎだけ)。う~ん、剱岳はいつ見てもカッコいい!

どんどん下っていく。

図8
前方には鹿島槍ヶ岳の頂上が見えてきた。ハンサムな山だ。

ずいぶん遠くに見えるが、今日はあの山頂を越えた向こうの山小屋まで行かなければならない。
まだ半分も来ていない…。

ここで、珍しい現象に出くわす。
まあ、これに出くわしたのは初めてではないが、狙って見られるものでもないし、見ることができるとそのたびに嬉しくなる。

ブロッケン現象。

図9 図10

黒部峡谷側の低いところにはまだ霧が残っており、それが白いスクリーンの役割をしていて、ちょうど反対側(東側)から朝日が昇ってきている状況。
太陽→自分→スクリーンが、一直線につながると、そのスクリーンに自分の影が映る。
ただ映るのではなく、どういうわけか影を虹が丸く囲む形で映る。

剱岳をバックにブロッケン現象をきれいに写真に収めることができた。
得した気分♪

図11
師匠の後ろ姿。
まだまだ下りは終わらない…。

図12 図13
信州側には雲海が広がっているが、黒部峡谷側(富山側)は、完全に霧が晴れている。

歩いている稜線を境に左右の景色が全く違う。

図14 図15
鹿島槍ヶ岳がだんだん近づいてきている。が、まだキレット小屋に着かない。
つまり、もっと下らなければいけないということ。その後、登り返すことを考えると辛い…。
だれか、橋を通してください。通行料、1,000円でも払います…。


図16

いきなりキレット小屋が現れた。

ふ~、ということは八峰キレットの下りはひとまず終わりということか。
ここから鹿島槍ヶ岳の頂上まで、下ってきたのと同じくらいの標高差を登り返さなければならない。
ちょっとゆっくり目の休憩をとり、元気が出てきたところで出発。

ここから先、しばらく写真がない。
キレット小屋からすぐ、両手両足を使う急な登り、ハシゴ、クサリ場などが連発するので、写真を撮っている余裕がなかったようだ。

最初の険しい部分を過ぎると、あとはハイマツの生い茂った緩やかな斜面につけられた登山道を鹿島槍ヶ岳山頂に向かって登っていく。

図18
稜線に出た。
山頂にいきなり着くわけではなく、北峰と南峰の間の吊り尾根に出た。

図19
吊り尾根を少し歩くと、山頂到着。
鹿島槍ヶ岳、南峰(2889m)。

霧に包まれて、景色が見えない。

山頂からこの日の宿泊地、冷池山荘までは下るだけ。
あともう一息、頑張るゾウ。

無事、冷池山荘到着。
数年前に建て替えられたばかりらしく、凄くきれいな山小屋。ここまで頑張った甲斐があった。
はっきりと覚えていないが小屋に着いたのは15:00くらいだったと思う。
五竜山荘を出たのは、5:00だから…、この日は休憩の時間も含めて10時間も行動していたことになる。

小屋の食事は覚えていない。写真も撮り忘れたようだ。

相部屋になった年配の女性に、「今日はどちらから?」と聞かれたので、「五竜からです」と答えた。
「え!じゃあ、八峰キレットを通って一日でここまで来てしまったの?凄いわね~♪」と感心された。
「いや~、それほどでもないですよ~。意外と歩けちゃいますよ~」と謙遜しておいたが、心の中では、鼻高々。

フハハハ

2日目終了。
さて、明日は下山して温泉に入るぞー。
その③に続く

No.002-2/No.018
五竜岳/鹿島槍ヶ岳編(その②)
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