2013-09-11(Wed)

五竜岳・鹿島槍ヶ岳(2011.8)その①

また、過去の登山記録の整理。

2011年の夏に行った五竜岳(2814m)、鹿島槍ヶ岳(2889m)。

日時:2011年8月下旬(2泊3日)
天候:晴れ
同行者:師匠

ずっと登りたかった鹿島槍ヶ岳(カシマヤリ)。
カシマヤリだけを登るのであれば、扇沢から柏原新道を登り、種池山荘、爺ヶ岳、冷池山荘を経由して山頂に立ち、引き返してくるというルートもある。
が、年に何度も北アルプスに登れるわけでもないので、一回の山登りにいろいろ詰め込みたくなるのがワタクシの性格。
よって、今回は遠見尾根からまず五竜岳に登り、八峰キレットから鹿島槍ヶ岳まで縦走し、扇沢へ下山するという欲張りルートを計画。

<初日>
まずは、五竜とおみスキー場のテレキャビン(ゴンドラリフトみたいなの)に乗り、アルプス平(標高約1500m)へ。
ここから、遠見尾根を登りつめたところにある白岳(2541m)まで標高差約1000mをひたすら登る。
標高2007mの小遠見山まではやや急な登りだが、そこから中遠見山、大遠見山、西遠見山までは緩やかな尾根道。
西遠見山から白岳まで最後にまた急な部分があるが、遠見尾根は概ね緩やかな登りがダラダラと続く。
天気が良ければ、正面に五竜岳、左手に鹿島槍ヶ岳、右手には八方尾根越しに白馬三山が見えるはずなのだが、この日は少々雲が出ていてあまり眺望がよくなかったようだ(登りの写真が全くないということは、つまりそういうことだったのだろう)。

この登り、正直言ってキツかった。
この年はまるっきり運動をしていなくて体重もかなり重く、ちょっと歩くとすぐに息が上がってしまい、ちょくちょく休憩を取りながらの登りだった。
全然ペースが上がらず、師匠からは「どうした、このまま引き返すか?」と言われる始末。

(引き返しますって言ったらまた怒るくせに…)

写真がないので、ちょっとしたエピソードを紹介。

登り始めてまだそれほど経っていない時間帯での話。
いくら調子が出ないと言っても、普通の人のペースくらいではどうにか登れるワタクシなのでそんなに遅いペースではなかったはずだが、後ろから猛烈なスピードで登ってくる人がいる。
すぐに我々を追い越してどんどん登って行ってしまった。
外国人。年齢は30歳くらいかな?(ホントはもう少し若いのかな…)

すっげえ馬力。

登りのセオリー、「バテないペース」「静荷重静移動」…、…、無視!

オラオラーッって感じでどんどん登って行ってしまった。

我々はあんなペースで歩かなくても午後早めに今日の宿泊地である五竜山荘に入れればいいので、マイペースで行く。
(まあ、やれと言われても同じペースで歩くことはできないが)

西遠見山から先、白岳までのキツい登りをどうにか登り切ると、すぐ下に五竜山荘が見える。
あー、どうにか辿り着いた。よかった、よかった…。

五竜山荘に着き、外のベンチで景色を見ながらホッと一息ついていると、五竜岳の上の方から下りてきましたよ、あの人が。
あの、外国人。
どうも麓から五竜岳の山頂までを日帰りで往復しようとしていたらしい。
でも、途中まで登ったものの帰りのテレキャビンの時間に間に合わなくなるから登頂を断念して引き返してきたらしい。
う~ん、もったいない。

下りも、オラオラーッってペースで帰って行った。

あとで聞いたところによると、日本に旅行に来て白馬山麓に滞在しているらしい。
それで、山麓を基点に、今日は○○岳、今日は○○岳、というふうに毎日山に登っているらしい。

凄い人だなあ。

でも、白馬の山ってみんなそれなりに高い山だから、基本的に頂上まで行って日帰りで戻るというのは無理なんじゃないかなー?今日も頂上まで行けなかったようだし…。
もしかして、全部この調子で一つも頂上に立てていないとか…?

日帰りで頂上まで往復しようという無鉄砲さと、テレキャビンの時間に間に合わないからといって登頂を諦めて戻ってくるという冷静さ、普通その二つは同居しないように思えるけど。

不思議な人だった。

五竜山荘は、ハイシーズンにはメチャクチャ混雑することもあるらしいけど、この日はそれほどでもなかった。
山小屋なので当然相部屋だけど、1人で布団を1セットちゃんと使えた。
ちなみに、超混雑しているときはタタミ一畳に2人で寝るくらい。布団は3人で2枚を使うとか…。
(ワタクシは無理です)

寝床はちゃんと確保できたので、次は食事。
五竜山荘の名物はカレーライス。レトルトじゃなくてちゃんと山小屋のスタッフが毎日作ってくれる。
これが、凄くおいしい。大げさではなく、今日一日の疲れをすべて吹き飛ばし、明日への活力がみなぎってくる。
(しかも、嬉しいことにお代わり自由!)

北アルプスの山小屋は、総じて食事がおいしい。てんぷらを揚げて出してくれたり、ハンバーグが出てきたり、品数豊富な食事で登山者をもてなしてくれるところもある。
が、五竜山荘はカレー(だけ)。
でも、それがいい。
ごはんに合うカレー。ごはんをたくさん食べることができるカレー。山ではそれが一番のご馳走。
しかもお代わり自由。幸せ。

飯を食べ終わると山小屋では基本的にすることがない。
風呂もないし、部屋にテレビがあるわけでもない。
ケータイの電波は通じるが、どこでも充電ができるというわけではないので、電池がもったいないのでゲームやアプリで無駄使いもできないし。

でも、することが一つある。
それは非常に重要なこと。

寝ること。

相部屋でちゃんと睡眠を取るには技術が必要。
基本的にワタクシ、他人のいびきがうるさいと眠れない。
いびきをかかれる前に先んじて寝てしまうという方法もあるが、夜中、ふとした拍子に目が覚めてしまったとき、近くでいびきをかいている人がいるともう寝れない。

山小屋でいびきをかく人、たくさんいます。
規則正しく、ガー、ゴー、ガー、ゴーの人もいれば、睡眠時無呼吸症候群的な人まで。
シーンとしてたかと思うと、突然、フガ?ンガ? ブ、ブヒ、ブヒブヒ…、ガゴーッ!!みたいな。

では、どうするか。

簡単。
耳栓とアイマスク。

アイマスクはなぜ必要かというと、説明が長くなるので今回は省略。
(いずれ、どこかで紹介します)

この二つ、北アルプスの山小屋に泊まる際には絶対に手放せない超重要アイテム。
忘れたら…、廊下で寝るしかない。

というわけで、山では寝るためにも努力が必要なのです。

その①(初日)のレポートはこれにて終了。
2日目からはちゃんと写真があります。
その報告は、その②で

おやすみなさい。

No.002-2/No.018
五竜岳/鹿島槍ヶ岳編(その①)
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