2013-09-29(Sun)

筑波山(2013.9)

今日、筑波山(877m)に登ってきた。

日時:2013年9月29日(日)9:30~14:00
天候:晴れ
同行者:カミさん

昨日、久しぶりにバレーボールの練習に行き体をいじめたら、体がギーギーと変な音を立てているような感じになった。
普通なら次の日は体が痛くて家でゴロゴロ過ごしてしまうところだが、せっかくの秋の休日でしかも天気は晴れのようなので外に出ないで過ごしてしまうのはもったいない。

外に出るとしたら…、釣りにしようか山にしようか…

どちらでもよかったけど、たまにはうちのカミさんと一緒に山に行くのもいいかと思い、試しに誘ってみた。
そうしたら、「行く」という。
ふ~ん、珍しいこともあるものだと思ったが、まあ一緒に山に登るのは久しぶりなので、それなら行きましょうということになった。

が、急に決まったのでそんなに遠くには行けないのと、あまりハードな山はうちのカミさんは無理なので筑波山に行くことにした。
筑波山は晴れていればうちのマンションからもよく見えるし、日本百名山の中でうちから一番近いところにある山なので、身近に感じている山。
一昨年だったかな?初夏にカミさんと一緒に登ったこともある。

朝、8:00ちょい前にクルマで家を出て、下道をのんびり1時間ほどドライブすると登山口の筑波山神社に着いた。
家で着替えてきていたので、靴を履き替え早速登る。

登山口の筑波山神社。
筑1

ここから左に行くと、御幸ヶ原(みゆきがはら)コース。筑波山は二つの山頂を持ついわゆる双耳峰。
西側が男体山(871m)、東側が女体山(877m)。
その両ピークの鞍部が御幸ヶ原と呼ばれる平坦な広場。御幸ヶ原コースを登りつめるとその御幸ヶ原に着く。
右に行くと、白雲橋コース。こちらは東側の女体山の山頂に直接アプローチできるコース。

前回、御幸ヶ原コース→男体山山頂→女体山山頂→白雲橋コースというルートだったので、今回は逆回りで登ることにした。

右手の白雲橋コース。
最初は林の中。比較的緩やかな登山道だけど、木の根や大きな石ころがところどころ転がっているので注意しながら登る。

登山道の脇にキノコが生えていた。
筑2

毒があるかどうかはわからないけど、明らかに食用ではないな。


登り始めてすぐ、まだ元気なカミさん。
筑3

ザックは?→要らない。
タオルは?→持って。
おやつは?→持って。
水は?→水だけ自分で持っていく。

という会話の結果、こういうカッコで登っています。

元気だったのは最初の10分くらい。

すぐに、「疲れた」とか「頂上まだ?」とか言い出す。
なだめたり、すかしたりしながら何とか歩かせる。
(筑波山でこんなこと言っているようじゃあ、ほかに登れる山なんかないなー…)

でも、悪態をついていたのは最初だけで30分ほど歩くと調子が出てきたようで、素直に歩き始めた。
ワタクシも、最初は昨日のバレーボールの疲れからか、足が少々重かったがしばらくすると体がほぐれてきて軽くなってきた。

登り始めて1時間くらいで「弁慶の七戻り」を通過。
筑4

岩と岩の狭い通路を通るのだが、頭の上には今にも落ちてきそうな大岩。

ここから先は、大きな岩がゴツゴツしている急な岩場で傾斜もきつくなってくる。

途中、特徴のある大きな岩がいくつもあった。
筑5 筑6

山頂直下は、やや急な岩場があり補助的にクサリが付いているところもある。
何度かそういう場面をクリアすると急に山頂に着く。

山頂で一枚。
筑7

今日の山頂はたくさんの人で賑っていた。
決して広くはない山頂だけど、一度に50人くらいが密集して超混雑していた。
まあ、ロープウェイあり、ケーブルカーありの山だし、その両方でほぼ山頂まで来れるとあっては、こういう状況も仕方がないか。

本当の山頂、大きな岩の上に立って写真を一枚。
筑8

ロープウェイ&ロープウェイの駅が見える。
その先は土浦方面かな?ずっと先に霞ヶ浦が見える。

混雑している山頂に長居はできないので、早速下山することにする。
カミさんの最初の様子を見ている限り、絶対に帰りは「ケーブルカーで帰る!」と言い出すと思っていたら、意外なことに歩いて下山するという。

ちょっと見直した。

同じルートを通って下山するのはつまらないので、予定通り御幸ヶ原コースで下山することにする。
なので、山頂(女体山の山頂)から御幸ヶ原に向かう。

途中で休憩。
お腹も空いてきたので食糧補給もする。

いつもの定番、魚肉ソーセージとようかん。
ようかんは、これ↓
筑9

写真が光っていて見えにくいけど、「ひとくち練ようかん」と書いてある。
これ、すごく便利。

つい先日、那須岳に初めて持っていったら一緒に登った登山部メンバー(六ちゃん&タダオの二人)にも好評でその日のうちにすぐにレギュラーに定着。
次に行った木曽駒ヶ岳でも活躍した。

一袋に20個くらい入っているかな?
それをこの1ヶ月で2、3回買ったら少々在庫がダブついてしまったので今日も持ってきたというわけ。

カミさんに、「これ、こうやって食べるんだよ」と教えてあげたら、
「うん、知ってるよ」と言いながらすでにパクパク食べている。

「なんで食べ方知っているの?」

「たまに、つまみ食いしてるから」

「…、…。」


御幸ヶ原から下山口に入るとすぐに鬱蒼とした林に突入。
最初、急な登山道を下ることになるけど、整備が行きとどいている。

こんな感じの階段がある。
筑10

普通、登山道の階段って一歩一歩が結構大きくて、整備してくれているのはありがたいのだけどその歩幅でよいしょ、よいしょと登ったり下ったりすると結構疲れてしまう。

自分の歩幅で歩けないとストレスになるし余計な筋力を使うことになってしまう。

でも、今日のコースの階段はこんなに細かく整然としていた。これなら一歩の歩幅を大きくしなくて済むし疲れにくい。
整備してくれた作業員の皆さま、ありがとう!

下山途中、大きな杉の木が何本もあった。
筑11

登山道はよく整備されているけど、林は自然のまま残されており、必要以上に手を加えることはしていない感じ。山自体が筑波山神社のご神体なのかな?
昔からの様子がそのまま残されている感じだった。

変な杉。
筑12

二つの杉がくっついちゃったのかな?

名前はあるのかな?

まだ決まっていなければ、「スケキヨ杉」とでも名付けるか。


カミさんは、「あと何分?」「もう半分きた?」「神社まだ?」などと文句を呪文のように繰り返しているが、自分の足で歩く以外、帰る方法がないのはわかっているので、とりあえず足だけは動かしている。

下り始めて小一時間で筑波山神社に無事到着。

天気もよく、気温も涼しくなってきたので気分良く行ってくることができた。

カミさんもまあ頑張った方ではないかな?
これなら、大菩薩嶺、那須岳(茶臼岳のみ)、木曽駒ヶ岳(もちろんロープウェイを使うが)くらいは登れると思う。
一定の収穫はあったな、うん。

筑波山神社から駐車場まで歩き、クルマに乗って帰宅。

いい週末でした。

No.005-3
筑波山編
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2013-09-27(Fri)

槍ヶ岳(2007.8)その③

槍ヶ岳

<3日目>

3日目の夜明け。
槍34

朝日が眩しい。
右側の三角形の山は、常念岳(2857m)
松本市内から見上げるのもいいけど、槍ヶ岳から見る姿もすっきりとしていてカッコいい。

槍35

槍にも朝日があたってちょっとオレンジ色に染まっている。

山小屋で朝飯を食べて出発。
今日は槍沢を下り上高地へ向かう。

3日目も長い行程だ…

槍36

槍沢上部はこんな感じ。
昔々、氷河に削られてできた巨大なカール。

槍37

カールの底まで下りると、お花畑が広がっている。
この黄色い花はなんだっけ?
たぶん、「シナノキンバイ」

下りてきた道を振り返るとこんな感じ。
どんどん標高が下がっていく。
槍38 槍39

両脇は切り立った岸壁。


槍40

ひたすら下山。だんだん平らになってきた。

槍の穂先。写真中央(わかるかな?)
槍41

槍沢ロッジ辺りだったかな?最後に槍の穂先がちょっとだけ見えた。
槍が見えなくなってからは振り返ることもなく、ひたすら上高地に向かって歩いた。

槍42

沢沿いの道。もうほとんど平ら。
この沢は、(この辺りでの呼び方は)ワサビ沢かな?いくつも谷があり、その数だけ沢があり、その沢が合流するたびに沢の名前がころころ変わる。最初は槍沢を下ってきたけど、その槍沢もいつの間にか違う呼び名になっている。
このワサビ沢はもう少し下ると、横尾大橋辺りで横尾谷から来る沢と合わさり、梓川になる。

屏風岩。
槍43

横尾まで下ってくると屏風岩が見えてくる。


横尾の標識。
槍44

槍ヶ岳から11km。
う~ん、ずいぶん歩いて来たなあ。いくら下りとはいえ、11kmっていったら結構な距離だぞ。

ん?
ちょっと待て…
上高地まで11km?

ここが中間地点?ガーン…

標識の近くでくつろいでいる人たちは、上高地から来た人たちだな。
山から下ってくる人はこんなに軽装じゃないからな。

槍ヶ岳、穂高岳から下ってきた人と、上高地から登ってきた人が混ざり始めるのがこの横尾辺り。
スニーカーで気軽に来れるのはこの辺りまでかな?

槍45

右手に見えるのは、前穂高岳(たぶん)。
でも、山頂は雲に隠れて見えない。だんだん雲が湧いてきた。


槍46

横尾から、徳澤園を過ぎて明神橋まで来た。後ろに見えるのは明神岳。

明神池。
槍47

イワナが泳いでいるのが見える。
水が澄んでいてとてもきれい。

もう「上高地」と呼ばれるエリアに入ってきている。
ゴールのバスターミナルまではあと一息。

もうこの辺りまで来ると観光客でごった返している。
ハイヒールの女性までいるくらい。

河童橋なんか人であふれ返っている。

下から登ってきた人にしてみたら、涼しくて空気も景色もきれいで清々しい別世界のように感じるのかも知れないけど、もっともっと上から下ってきた我々からしてみたら、暑苦しくて人が多くてゴミゴミした俗世界に帰ってきてしまった…と、逆にがっかりしてしまうのがこの上高地。

無事にバスターミナルまで辿り着き、バスに乗って新島々(しんしましま)に向かう。
(しんしましま=変な響きだけど、ちゃんとした地名)

ここから松本電鉄で松本に行き、「あずさ」に乗って東京に帰った。

槍ヶ岳。

登山をする人なら誰もが憧れる山。

登ってみてその理由が分かった。

このときは、中房温泉から表銀座を通るルートで登ったが槍ヶ岳に登るルートはほかにもたくさんある。
いつかまた違うルートで槍ヶ岳に登ってみたいな。

No.0013
槍ヶ岳編(その③)
2013-09-27(Fri)

槍ヶ岳(2007.8)その②

槍ヶ岳

<2日目>

おはようございます。

今日は、ついに槍ヶ岳に登る日。

とはいえ、まだ槍ヶ岳は遠い。
この日は、初日の宿、大天荘から西岳を経由し、東鎌尾根を通って槍ヶ岳に向かうルート。

山の夜明け。
槍19
東側、安曇野は雲海の下。雲海の水平線から朝日が昇ってくる。

槍の穂先にも朝日があたっている。
槍20

今日も一日、晴れそうだ。

山小屋で朝食を食べ、身支度をして早速出発。
最初の目的地はヒュッテ西岳。

槍21

歩いているうちに、どんどん日が昇ってくる。
まだ朝なので雲も上がってきていないので、穂高岳がよく見える。

左から、前穂高岳(3090m)、奥穂高岳(3190m)、北穂高岳(3106m)
かっちょえぇ~♪


槍22

反対側は、左から黒部五郎岳(2840m)鷲羽岳(2924m)、水晶岳(2986m)
こちらも渋い山が並んでいる。

う~ん、山を見ているだけで飽きない。時間が経つのを忘れてしまう。

が、のんびりしているヒマはない。
出発。


槍23
赤い屋根。ヒュッテ西岳が見えてきた。

槍24
振り返ると、大天井岳。
ずいぶん歩いてきたように見えるけど、まだ今日の行程の半分も来ていない。

ヒュッテ西岳で小休止を取り、出発。


西岳を過ぎると、いよいよ槍ヶ岳を正面に見ながら進むことになる。
槍25 槍26
この東鎌尾根は、西岳からいったん一気に下り、もう一度登り返すというややハードなルート。
途中、ハシゴやクサリ場もあり気を抜けない。

が、何せ正面に槍ヶ岳がドーンと見えているのでモチベーションが下がることはない。

確実に近づいてきてはいるけど、まだ遠い(左の写真はたぶん、ズーム)。
槍27 槍28

ここから最後の登り、きつかったんだろうな~。
なぜならば、しばらく写真がない。

両手が自由にならないハシゴorクサリ場があったのか、それとも写真を撮る余裕がないほどの急登が最後にあったのか。
両方混在していたのかも知れない。
とにかく、写真がない…。

次の写真は、もう槍の肩まで上がってきて、さあこれから山頂へアタックするぞという段階。
コレ↓
槍29

完璧な三角錐。


槍の穂先にアタックする人が、蟻の行列みたいになっている。
槍30

真下から見上げるとこんな感じ。
槍31

頂上まであと一息。


着いた~!
槍32

祠がありました。

槍ヶ岳の山頂は正真正銘の360度のパノラマが広がっている。
足元から、西鎌尾根、北鎌尾根、(登ってきた)東鎌尾根、それから南岳から大キレットに続く稜線が伸びている。
その南側の稜線の先には穂高岳。

南東の方向、常念岳の向こうには、中央アルプス、南アルプスまで見える。

遠くから眺めても素晴らしくて、登ってみても素晴らしい山。
そういう山はそうそうあるもんじゃないけど、槍ヶ岳はそれに当てはまる。

北アルプスの中でもトップクラスの人気を誇る理由がわかる。

表銀座から槍ヶ岳。
登ってみるまでは、ミーハーなルートに、ミーハーな山だなと思っていたけど、違った。

槍ヶ岳を登る体力とスキルがある人は必ず登った方がいい。
登ればわかる。

頂上から少し下ったところにあるのが、2日目の宿泊地である、ヒュッテ大槍。
頂上直下にある槍ヶ岳山荘に比べると規模が小さく、少し離れているので混雑の度合いもやや低い。
師匠お気に入りの宿。

そのヒュッテ大槍から見る槍ヶ岳。
槍33

もう日が沈み、これからどんどん暗くなるだけ。

今日の行程も長かった。
が、好天の中、槍ヶ岳の頂上に立つことができた。

う~ん、中身の濃い一日だった。

明日は下山。
晩飯をいっぱい食べて、いっぱい寝ておかなければ。。。

おやすみなさい。
ZZZ…

その③へ続く…

No.013
槍ヶ岳編(その②)
2013-09-25(Wed)

槍ヶ岳(2007.8)その①

久しぶりに過去の山の記録。

2007年8月の槍ヶ岳(3180m)

日時:2007年8月5日~7日(だったはず…)
天候:晴れ
同行者:師匠

北アルプスの日本百名山は、この時までに五竜岳、水晶岳、鷲羽岳、常念岳に登っていた。
それらの山からいつも見えていた槍ヶ岳。

ついにその槍ヶ岳に登った。

同行者は師匠。
ルートは表銀座。

<1日目>

まずは、中房温泉から合戦尾根を登り稜線に建つ燕山荘(えんざんそう)に向かう。

登山口
槍1
登山口の標高は1450m、燕山荘の標高は2712m。
標高差、なんと1260m!

しかも、この日の目的地は燕山荘ではなく、さらにその先の大天荘(だいてんそう=標高2875m)。
記事を書きながら改めて調べてみたが、初日からかなりハードな行程だったんだな~。

実際に登っているこのときは、そんなこと知らないで登っていた。
合戦尾根の登山道。
槍2
先行するのは師匠。よく整備された歩きやすい登山道。

途中、「すいか」で有名な合戦小屋を通過。
しばらくすると、空が広がって遠くに燕山荘が見えてきた(師匠の写真を拝借)。
槍3
たぶん、登山口からここまで4時間くらいかかっていると思う。燕山荘まであと一息!

燕山荘到着。
槍4
燕山荘から見た燕岳(つばくろだけ=2763m)。

花崗岩かな?白っぽい岩がゴツゴツとむき出しになっている。
以前、中房温泉から表銀座を通って常念岳に登った時は初日の宿がこの燕山荘だったので、その時は燕岳の山頂に登ったが、このときはこれからもっと先まで歩かなければならないので山頂には登らず、先を急ぐ。

いわゆる、表銀座の縦走ルート。
前方に見えるのは、蛙岩。これで「げえろいわ」と読む。
槍6

槍7
近くで見ると、こんなに大きい。


蛙岩付近から振り返ると、燕岳は遥か後方。
槍5

前方に見える尖った山は大天井岳。これで「おてんしょうだけ」と読む。
標高は、2922mもある。地味に高い…
槍8

この表銀座の縦走ルートは山に登る人なら一度は通ってみることをお勧めする。
晴れていれば、高瀬渓谷を挟んで右手に裏銀座の縦走ルートが並走しているのが見える。その後方には立山、剱岳。
右前方には、槍ヶ岳。

説明は要らない。

一回見れば、その景色の虜になってしまうと思う。
(ワタクシはまだ2回しか歩いたことがないけど、チャンスがあれば毎年でも行きたい!)

裏銀座の縦走路。水晶岳、鷲羽岳、黒部五郎岳が見える。わかるかな~?
槍10

コマクサ
槍9

高山植物の名前にあまり詳しくないワタクシでも、これは知っている。
別名「高山植物の女王」

縦走ルートの傍らにさりげなく咲いている。

振り返ると、燕岳、燕山荘がもう見えないくらい遠くなっている。
槍11

大天井岳までの最後の登り。これがキツい…
槍12

はい、大天荘に到着。早速、メシ。
槍13

大天荘の名物のカレー。
こんな山の上で、こんなおいしいカレーが食べられるとは…。幸せ。

初日はこの大天荘泊まりなので、メシを食ったらあとはヒマになる。
小屋からちょっと登ると大天井岳なので、山頂に登って写真を撮ったり、常念岳、穂高岳、槍ヶ岳などを眺めながらのんびりと過ごす。

山頂
槍15
ぬぉ!逆光だし…

槍14

夕方になるにつれ、だんだん雲が晴れてきて槍の穂先が顔を出してきた。
明日、無事に登れますように。

ヒマだから、花の写真なんかも撮ったりする。
これは、チングルマ。
槍16

先ほど紹介したコマクサとこのチングルマ。
今のところ、確実にわかるのはその二つくらいしかない…。

もっと勉強しようっと。


だんだん暗くなってきた。
槍17

左奥に見える、三角形の山。
あれはなんでしょう?

剱岳だと思う人~?
ブッ、ブー!

似てるけど違う。
あれは、針ノ木岳。

花の名前は詳しくないが、山の名前は意外と詳しいのだ。フハハハ


夕日が沈み、完全に暗くなる前の一瞬、雲が晴れて槍ヶ岳と穂高岳がよく見えた。
槍18

涸沢カールにはまだたくさん雪が残っている。

明日も晴れますように。

おやすみなさい。

その②へ

No.013
槍ヶ岳編(その①)
2013-09-23(Mon)

ちょっと長野まで…

3連休、ぶどうを買いにちょっと長野まで出かけた。
朝、早めに出て関越道~上信越道で軽井沢へ。
とりあえず、軽井沢で買い物したり、ランチを食べたり小休止をする。

軽井沢でお腹が空いているときの我が家の定番は、「ろぐ亭」の焼き肉。
長1

信州牛カルビ定食。ふむ、なかなかおいしい。

軽井沢で軽く買い物をして、ぶどう(と梨)を買って長野市内に向かう。
ホテルには16時頃着いたかな?クルマを置いて、ちょっとゴロゴロして晩飯を食べに外に出た。

晩飯は、コレ↓
長3

善光寺近くのおそば屋さん、「元屋」の「かもせいろ」
長野に来るといつもここでこれを食べる。
数年前、長野に月イチで出張していた時期が2年間くらいあり、その時に一緒に仕事をしていたテレビ局さんに教えてもらったお店。
それ以来、仕事でもプライベートでも長野に来たときは必ずここでおそばを食べるようになった。

はっきり言って、超おいしい。
ワタクシが知っている中で一番おいしいおそば屋さん。
(あともう一ヶ所、そこに行くと必ず寄るというおそば屋さんがあるが、それはまたの機会に)

おそばを食べてお腹がいっぱいになったので、ちょっと善光寺まで行ってみる。
長4

夕方の善光寺。
いつの季節に行っても大賑わいの善光寺だけど、夕方は閑散としている。
ほとんど貸し切り状態。

長5 長6

善光寺をあとに、長野駅の方に散策に出かけると、目抜き通りの中ほどに「山と渓谷」と書いてあるカフェを発見。
山と渓谷?それ、雑誌の名前じゃん。ワタクシが珍しく定期購読している山の雑誌、「山と渓谷」。
ロゴも同じような…。関係者か?

長野駅周りの散策も終わり、ホテルに向かう途中、居酒屋に立ち寄る。
居酒屋の名前は、「あん肝亭」
ふらっと、気まぐれで入ったわけではなく、この「あん肝亭」も実は目的の一つ。

おそば屋さんの「元屋」と同じく、出張を繰り返していた時期にテレビ局さんに教えてもらったお店。
おしゃれ感、ゼロ。
普通の居酒屋。
でも、なぜか懐かしく、また行きたいなーと常々思っていたお店。
今回は、長野市内に宿泊したので念願かない、久しぶりに訪問。

が、おそばを食べてあまり時間が経ってなかったので、お腹一杯であまり飲めなかった…

それにしても、このお店の名前、「あん肝亭」
季節になると、あん肝が出てくるのだろうか?冬に来たとき、あったかなー?思い出せない…

さて、長野市内のパトロールも終わったのでホテルに帰ることとする。
ホテルも、出張の時によく使っていたホテル。
長野県庁の目の前にある某ホテル。

ホテルに帰ったら、部屋から花火が見えた。
長8

南西の方向。
なんかあったのかな?よくわからない。
20:30~21:00くらいまで、花火の音がボンボン聞こえていた。

朝、早かったのでこの日はさっさと寝た。

2日目

よく寝たので、すっきりとした目覚め。
ホテルで朝飯をがっつり食べる。
長9

朝なのに、カレーがあった。
和洋印ごちゃ混ぜ…

チェックアウトまでまだ時間がたくさんあるので、再び長野市内のパトロールに向かう。
行き先は、善光寺。

表参道をてくてくと登って行くと、これも善光寺に来たら必ず立ち寄る、七味唐辛子の「八幡屋礒五郎」の前を通る。
いつも混んでいるイソゴロウも、まだ開店前。
長10

善光寺でお参りを済ませ、ホテルに戻りチェックアウト。
その後、次の目的地に向かう。

次の目的地は、「おやき」の買い出し。

長野=おやき

昔はそんなにおやきは好きじゃなかったけど、このお店のおやきを知ってから、おやき感がガラリと変わった。
これも出張の時、テレビ局さんに教えてもらったお店。
「西澤餅屋本店」

この「本店」というのがミソ。
長野市内にいくつか枝分かれした「西澤餅屋」があるが、それぞれ味が違う。
ワタクシが一番好きなのは「本店」
長11 長12

おやきを10個くらい買い込んでミッション終了。
元々、お餅屋さんなので、団子やおはぎ、お赤飯なんかも売っている。今回は、おはぎとお赤飯を購入。

長野市内でやるべきことはすべて済んだので、これからどうしようか考える。
白馬の方へ行って山の景色でも見るか、野沢温泉から北へ抜けて新潟に出るか…

が、どうも夕方から夜に向けて雨が降るらしい。
そういえば、空もガスっていてあまり景色が良くない。
こんなときに白馬に行っても、山は雲の中かな。

決めた。
志賀高原から峠を越えて群馬(草津温泉)の方へ抜けよう。

志賀高原へ続く山道をどんどん登って行き、丸池付近まで行くと、なんと紅葉が始まっている。
長14 長13

平地では、ようやく朝晩が涼しくなってきたくらいなのに、山の上ではすでに紅葉が始まっているとは。
う~ん、やはり秋の山に登るときは少し慎重になった方がいいな、と改めて考える。

花の名前も、実の名前も分からないけど。
長15 長16

↓これ、琵琶池。
長17 長18

山の上にこんな大きな池がある。
写真の一番奥、池がギュッと狭くなっていてその先が見えないけど、狭くなっているその先にもまだ池が広がっている。

この後、無事に草津温泉に抜け、群馬、栃木、埼玉と下道をのんびり走って無事に家に到着。

3連休最後の日は、買ってきたぶどうと梨を食べてのんびり過ごした。
長2
ぶどうはこれ↑(最近、「ナガノパープル」がお気に入り)

う~ん、いい3連休だったけど、体を全然動かしてないなー。

そろそろヤバいなー。

デブログVol.4
2013-09-20(Fri)

今週のランチ

平日は書くことがないので、ランチの記録をしておく。
(そのうち、ダイエットを始めるのでその時の参考(戒め?)にするために)

火曜日
火1

最近、たまに行くようになったイタリア料理屋。
塩の塩梅が絶妙でなかなかおいしい。この日はプッタネスカにメカジキのフライをつけてみた。


水曜日
水1

午後イチで打ち合わせが入っておりあまりゆっくりできないので、会社の直近の和食屋。
九州料理の店なので、黒豚のしゃぶしゃぶ、高菜、明太子、辛子レンコンなど九州っぽい付け合わせがいろいろある。
ごはん大盛りにしたら、お茶碗が丼サイズで大盛り。ここは相撲部屋か…
といいつつ、軽く完食してしまうワタクシ。相撲レスラーか…


木曜日
木1

初めて入った店。夜はベルギービールなどを出すバーらしい。
大きなソーセージ2本とパン。
夕方4時くらいにはお腹が空いてしまった。


金曜日
金1 金2

午後イチで外出だったので、会社の近くのイタリアンのお店で手短に済ませる。
ここはサラダバイキングが付いているので、野菜をたくさん食べる。そして、パスタは大盛り。
「マグロのホホ肉と茄子のトマトソース」みたいなそんな名前だった。おいしかった。

金3

わりと急いでいたけど、最後はコーヒーまでしっかりいただく。


今週のランチを改めて見てみると、意外とお米を食べていないなあ。
う~ん、もうちょっと和食よりにしなければ。

デブログVol.3
2013-09-19(Thu)

川苔山(2004.11)

過去に登った山の写真を整理していたら、こんなのが出てきた。

川苔山(かわのりやま)。

登山日記(本編)は、日本百名山のみ収容することにして、その他の山は番外編に記載することにしよう。

日時:2004年11月27日
天候:快晴
同行者:師匠

登山を始めた2004年秋、直前に両神山に登ってすっかり山の魅力にとりつかれたワタクシは、また師匠にお願いして山に連れてきてもらった。
たぶん、両神山に登った次の週末か、その次の週末くらいだったと思う(写真の日付から推測するに)。

川苔山(1364m)。
読み方は「かわのりやま」。川乗山と書いてあることもある。

奥多摩にある手ごろな山。
このころのワタクシは山の名前など全く知らないので、登る山はすべて師匠のチョイス。

奥多摩の何という駅だったか、電車で行けるところまで行き、そこからバスを乗り継いで登山口まで行った記憶がある。
バスを降りてすぐ登山開始。

途中のプロセスは全く覚えていないけど、登山道に入ってすぐに滝があった。
川1
(写真を見て思い出した)

どこをどうやって登ったか、どのくらい時間がかかったか、まったく覚えていない。

はい、山頂の写真。
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秋の終わり。
空気が澄んでいて遠くに富士山がよく見えた。

師匠と記念撮影。ウルトラマンみたいな変なサングラスをかけているのがワタクシ。
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まだ登山を初めて2回目とかそういうとき。
カッコが素人丸出し。靴も街中で普段履きしているミドルカットのペタペタした靴を履いているし…。

でも、今より体力は断然このころの方が上なんだろうなー。
なんか悔しい。

山頂で何か食べた記憶があるが、写真がないので思い出せない。

秋は日が暮れるのが早いから、早めに下山。

すると…
(両神山編でも少し書いたと思うけど)

珍客に遭遇。
ん?珍客は失礼か。彼らの縄張りに勝手に入っている我々の方が珍客か。

ニホンカモシカ
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下山中、ガサガサっていう音がしたので、何だ?と思ったら目の前に飛び出してきた。
あっちも驚いてこちらを見ている。
どうにか写真を1、2枚撮ることができたけど、目を合わせてフリーズしていたのはほんの数秒の間。我に返ったニホンカモシカ君は一目散に逃げて行った。

登山歴10年目に入った今でも、登山中にニホンカモシカに出会ったのは、この一つ前の両神山と、この川苔山の2回だけ。
今思うと、貴重な体験だった。

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下山道の先には、街並みが見えている。どこだろう?青梅かな?
登りのときは気付かなかったけど、この山は街並みがあんなに近くに見えるんだなー。

最近は、日本百名山ばかり選んで登るようになってしまったけど、久しぶりにこういう山に登ってみるのもいいかも知れない。
写真を見て、すごく懐かしい気持ちになった。

川苔山編
2013-09-17(Tue)

買っちゃった~

3連休、最終日。
午後になると台風がどんどん遠ざかり天気が回復してきたので、夕方、買い物に出かけた。

今年はこれから秋に向けて頻繁に山に行きそうな気がするので、登山用のウェアを買った。

図1

MILLET(ミレー)の長袖。
保温効果もちゃんとあるけど、通気性もあるので汗が籠らず速乾性もあるとのこと。
ついでだから、インナーも買っておいた。

図2

9月は、この格好ではまだ暑いけど、10月、11月になったら毎回この格好で山に登ると思われる。
この季節に着るウェアを持っていなかったわけではないけど、新しいのを買っちゃうとついついそれ中心にローテーションを回しちゃうからな~。

これを着て山に行くのが今から楽しみだ。
2013-09-16(Mon)

忘れてた…

この3連休、どうやら台風が来るらしいとのことだったので、土曜日の昼間に買い物に出かけて食料品などを買い込み、日月の籠城に備えることにした。

で、無事に買い物が終わって帰ってきて、ポストを覗いてみたところ、宅配便の通知の紙が入っていた。
うちのマンションは不在時には配達物を持ち帰らず、宅配ボックスに入れていってくれるので、宅配ボックスのカードキーを持って荷物を取りに行った。

大きな段ボールが届いておりました。

図1

差出人を見るまでもなく、何が届いたかすぐに想像できた。
1ヶ月ほど前、応募者全員がもらえるキャンペーンに応募して、なかなか届かなくて半ば忘れかけていたアレ。

図2

↑コレ。
開けてみると、さらに小分けになって箱に入っている。

↓はい、コレです。

図3

プレモルのサーバーと、グラスと陶製タンブラーのフルセット。

本当はこれらが一式全部入るケース(プレモルのロゴ入り)も付いているのだが、応募者が想定を上回り製造が追いつかないということなので、中身だけ先行して送ってくれたとのこと。

今度、誰かがうちに遊びに来てくれたときに使ってみようっと。

デブログVol.2
2013-09-14(Sat)

五竜岳・鹿島槍ヶ岳(2011.8)その③

五竜岳~鹿島槍ヶ岳縦走。

<3日目>

おはようございます。

今日は、冷池山荘(つめたいけさんそう)を出発し、爺ヶ岳(じいがたけ)、種池山荘(たねいけさんそう)を経由し、柏原新道を扇沢(おおぎさわ)ヘ下るルート。
前日よりは、かなり楽ちん。

朝から天気が良い。
朝飯を食べる前にちょっと外に出て朝焼けの写真を撮る。
図20
今日一日、晴れますように。

前日は、山小屋で朝飯を食べる時間を惜しんでまで早朝出発したが、この日は下るだけの比較的余裕がある行程なので、きっちり山小屋で朝飯を食べてから出発。

準備万端。
図21

まずは、爺ヶ岳までの登り。
図22
振り返ると、冷池山荘がもうあんなに小さくなっている。

図23
爺ヶ岳を過ぎると、種池山荘まで緩やかな下り。広く平らな稜線歩き。朝なので涼しくて歩きやすい。
種池山荘がだんだん近づいてくる。

左前方には、針ノ木岳、真正面に立山、右奥に剱岳。
稜線からの景色も、種池山荘までで見収め。この段階になると、次はどこに登ろうかな?といろいろ物色が始まる。
針ノ木岳の雪渓は、いつか歩いてみたいなー。

図24
チングルマが咲いている。
ちょっと前に通りかかったところでは、もう綿毛になっていたのに、ここではまだ花が咲いている。

図25
種池山荘の目の前から、柏原新道の下りに入る。
よく整備された登山道。

2時間半ほど、ひたすら下ると登山口に到着。
図26

今回も、無事に行ってくることができた。
師匠、お疲れさまでした!

扇沢の駐車場に置いてあったクルマに乗り、温泉へ。
3日ぶりの風呂で、きれいさっぱり汗を流して、中央道をぶっ飛ばして帰宅。

3日間通して非常に中身の濃い、いい登山でした。

No.002-2/No.018
五竜岳/鹿島槍ヶ岳編(その③)
2013-09-13(Fri)

五竜岳・鹿島槍ヶ岳(2011.8)その②

五竜岳~鹿島槍ヶ岳縦走。

<2日目>
2日目の行程は長い。
五竜山荘から、五竜岳に登り頂上を踏んで、八峰キレットでいったん大きく下り、さらに鹿島槍ヶ岳に登り返し、その先の冷池山荘(つめたいけさんそう)まで行く予定。
途中、八峰キレットにキレット小屋という山小屋があるが、そこまでだとやや行程が短く、早く着きすぎてしまう。
ここは思い切って、冷池山荘まで行く計画とした。

朝、夜明け前に起きて、身支度をして五竜岳の頂上に向かい薄暗い岩道を登る。
普通、山小屋で朝飯を食べてから出るのだが、この日の行程は長いので朝飯をゆっくり食べている時間が惜しい。
山小屋の朝飯は、5:30くらいからが普通だが、5:00になれば外はもう明るい。
なので、前日のうちに朝飯を弁当にしてもらうよう山小屋に頼んでおいて、その朝飯弁当をザックに入れ出発。

図1
五竜岳山頂到着。
まだ朝もやに包まれている。

前回、五竜岳に登った時も頂上の天気はあまり良くなかった記憶がある。
相性が悪いのかな?
今日の行程は長いので、景色が見られないのなら頂上に長居する理由もないので、八峰キレットに向けて出発。

八峰キレットは今回の登山のハイライト。
五竜岳の山頂から一気に標高差で約400m下り、また鹿島槍ヶ岳の山頂まで400mを登り返すというハードなルート。道も悪く、クサリ場、ハシゴが連発する、緊張を強いられるルート。

でも、そういうハードなルートを歩いてみたくてわざわざ来たので楽しみの方が大きい。

図2
下りの最中、ようやく霧が晴れてきた。黒部峡谷越しに、立山が見えてきた。その奥はたぶん薬師岳。

図3 図4
こんな道を下る。振り返ると、五竜岳の山頂付近がずいぶん高いところに見える。
一気に、どんどん下っていく。

図5
道端にはところどころ花が咲いている。これは何の花だろう?いろんな種類がごちゃごちゃしていてわからん。
何種類あるんだろう?

図6 図7
日が昇るにつれて、霧が晴れてきて立山連峰がよく見える。
奥から、薬師岳、立山、剱岳(つるぎだけ)。う~ん、剱岳はいつ見てもカッコいい!

どんどん下っていく。

図8
前方には鹿島槍ヶ岳の頂上が見えてきた。ハンサムな山だ。

ずいぶん遠くに見えるが、今日はあの山頂を越えた向こうの山小屋まで行かなければならない。
まだ半分も来ていない…。

ここで、珍しい現象に出くわす。
まあ、これに出くわしたのは初めてではないが、狙って見られるものでもないし、見ることができるとそのたびに嬉しくなる。

ブロッケン現象。

図9 図10

黒部峡谷側の低いところにはまだ霧が残っており、それが白いスクリーンの役割をしていて、ちょうど反対側(東側)から朝日が昇ってきている状況。
太陽→自分→スクリーンが、一直線につながると、そのスクリーンに自分の影が映る。
ただ映るのではなく、どういうわけか影を虹が丸く囲む形で映る。

剱岳をバックにブロッケン現象をきれいに写真に収めることができた。
得した気分♪

図11
師匠の後ろ姿。
まだまだ下りは終わらない…。

図12 図13
信州側には雲海が広がっているが、黒部峡谷側(富山側)は、完全に霧が晴れている。

歩いている稜線を境に左右の景色が全く違う。

図14 図15
鹿島槍ヶ岳がだんだん近づいてきている。が、まだキレット小屋に着かない。
つまり、もっと下らなければいけないということ。その後、登り返すことを考えると辛い…。
だれか、橋を通してください。通行料、1,000円でも払います…。


図16

いきなりキレット小屋が現れた。

ふ~、ということは八峰キレットの下りはひとまず終わりということか。
ここから鹿島槍ヶ岳の頂上まで、下ってきたのと同じくらいの標高差を登り返さなければならない。
ちょっとゆっくり目の休憩をとり、元気が出てきたところで出発。

ここから先、しばらく写真がない。
キレット小屋からすぐ、両手両足を使う急な登り、ハシゴ、クサリ場などが連発するので、写真を撮っている余裕がなかったようだ。

最初の険しい部分を過ぎると、あとはハイマツの生い茂った緩やかな斜面につけられた登山道を鹿島槍ヶ岳山頂に向かって登っていく。

図18
稜線に出た。
山頂にいきなり着くわけではなく、北峰と南峰の間の吊り尾根に出た。

図19
吊り尾根を少し歩くと、山頂到着。
鹿島槍ヶ岳、南峰(2889m)。

霧に包まれて、景色が見えない。

山頂からこの日の宿泊地、冷池山荘までは下るだけ。
あともう一息、頑張るゾウ。

無事、冷池山荘到着。
数年前に建て替えられたばかりらしく、凄くきれいな山小屋。ここまで頑張った甲斐があった。
はっきりと覚えていないが小屋に着いたのは15:00くらいだったと思う。
五竜山荘を出たのは、5:00だから…、この日は休憩の時間も含めて10時間も行動していたことになる。

小屋の食事は覚えていない。写真も撮り忘れたようだ。

相部屋になった年配の女性に、「今日はどちらから?」と聞かれたので、「五竜からです」と答えた。
「え!じゃあ、八峰キレットを通って一日でここまで来てしまったの?凄いわね~♪」と感心された。
「いや~、それほどでもないですよ~。意外と歩けちゃいますよ~」と謙遜しておいたが、心の中では、鼻高々。

フハハハ

2日目終了。
さて、明日は下山して温泉に入るぞー。
その③に続く

No.002-2/No.018
五竜岳/鹿島槍ヶ岳編(その②)
2013-09-11(Wed)

五竜岳・鹿島槍ヶ岳(2011.8)その①

また、過去の登山記録の整理。

2011年の夏に行った五竜岳(2814m)、鹿島槍ヶ岳(2889m)。

日時:2011年8月下旬(2泊3日)
天候:晴れ
同行者:師匠

ずっと登りたかった鹿島槍ヶ岳(カシマヤリ)。
カシマヤリだけを登るのであれば、扇沢から柏原新道を登り、種池山荘、爺ヶ岳、冷池山荘を経由して山頂に立ち、引き返してくるというルートもある。
が、年に何度も北アルプスに登れるわけでもないので、一回の山登りにいろいろ詰め込みたくなるのがワタクシの性格。
よって、今回は遠見尾根からまず五竜岳に登り、八峰キレットから鹿島槍ヶ岳まで縦走し、扇沢へ下山するという欲張りルートを計画。

<初日>
まずは、五竜とおみスキー場のテレキャビン(ゴンドラリフトみたいなの)に乗り、アルプス平(標高約1500m)へ。
ここから、遠見尾根を登りつめたところにある白岳(2541m)まで標高差約1000mをひたすら登る。
標高2007mの小遠見山まではやや急な登りだが、そこから中遠見山、大遠見山、西遠見山までは緩やかな尾根道。
西遠見山から白岳まで最後にまた急な部分があるが、遠見尾根は概ね緩やかな登りがダラダラと続く。
天気が良ければ、正面に五竜岳、左手に鹿島槍ヶ岳、右手には八方尾根越しに白馬三山が見えるはずなのだが、この日は少々雲が出ていてあまり眺望がよくなかったようだ(登りの写真が全くないということは、つまりそういうことだったのだろう)。

この登り、正直言ってキツかった。
この年はまるっきり運動をしていなくて体重もかなり重く、ちょっと歩くとすぐに息が上がってしまい、ちょくちょく休憩を取りながらの登りだった。
全然ペースが上がらず、師匠からは「どうした、このまま引き返すか?」と言われる始末。

(引き返しますって言ったらまた怒るくせに…)

写真がないので、ちょっとしたエピソードを紹介。

登り始めてまだそれほど経っていない時間帯での話。
いくら調子が出ないと言っても、普通の人のペースくらいではどうにか登れるワタクシなのでそんなに遅いペースではなかったはずだが、後ろから猛烈なスピードで登ってくる人がいる。
すぐに我々を追い越してどんどん登って行ってしまった。
外国人。年齢は30歳くらいかな?(ホントはもう少し若いのかな…)

すっげえ馬力。

登りのセオリー、「バテないペース」「静荷重静移動」…、…、無視!

オラオラーッって感じでどんどん登って行ってしまった。

我々はあんなペースで歩かなくても午後早めに今日の宿泊地である五竜山荘に入れればいいので、マイペースで行く。
(まあ、やれと言われても同じペースで歩くことはできないが)

西遠見山から先、白岳までのキツい登りをどうにか登り切ると、すぐ下に五竜山荘が見える。
あー、どうにか辿り着いた。よかった、よかった…。

五竜山荘に着き、外のベンチで景色を見ながらホッと一息ついていると、五竜岳の上の方から下りてきましたよ、あの人が。
あの、外国人。
どうも麓から五竜岳の山頂までを日帰りで往復しようとしていたらしい。
でも、途中まで登ったものの帰りのテレキャビンの時間に間に合わなくなるから登頂を断念して引き返してきたらしい。
う~ん、もったいない。

下りも、オラオラーッってペースで帰って行った。

あとで聞いたところによると、日本に旅行に来て白馬山麓に滞在しているらしい。
それで、山麓を基点に、今日は○○岳、今日は○○岳、というふうに毎日山に登っているらしい。

凄い人だなあ。

でも、白馬の山ってみんなそれなりに高い山だから、基本的に頂上まで行って日帰りで戻るというのは無理なんじゃないかなー?今日も頂上まで行けなかったようだし…。
もしかして、全部この調子で一つも頂上に立てていないとか…?

日帰りで頂上まで往復しようという無鉄砲さと、テレキャビンの時間に間に合わないからといって登頂を諦めて戻ってくるという冷静さ、普通その二つは同居しないように思えるけど。

不思議な人だった。

五竜山荘は、ハイシーズンにはメチャクチャ混雑することもあるらしいけど、この日はそれほどでもなかった。
山小屋なので当然相部屋だけど、1人で布団を1セットちゃんと使えた。
ちなみに、超混雑しているときはタタミ一畳に2人で寝るくらい。布団は3人で2枚を使うとか…。
(ワタクシは無理です)

寝床はちゃんと確保できたので、次は食事。
五竜山荘の名物はカレーライス。レトルトじゃなくてちゃんと山小屋のスタッフが毎日作ってくれる。
これが、凄くおいしい。大げさではなく、今日一日の疲れをすべて吹き飛ばし、明日への活力がみなぎってくる。
(しかも、嬉しいことにお代わり自由!)

北アルプスの山小屋は、総じて食事がおいしい。てんぷらを揚げて出してくれたり、ハンバーグが出てきたり、品数豊富な食事で登山者をもてなしてくれるところもある。
が、五竜山荘はカレー(だけ)。
でも、それがいい。
ごはんに合うカレー。ごはんをたくさん食べることができるカレー。山ではそれが一番のご馳走。
しかもお代わり自由。幸せ。

飯を食べ終わると山小屋では基本的にすることがない。
風呂もないし、部屋にテレビがあるわけでもない。
ケータイの電波は通じるが、どこでも充電ができるというわけではないので、電池がもったいないのでゲームやアプリで無駄使いもできないし。

でも、することが一つある。
それは非常に重要なこと。

寝ること。

相部屋でちゃんと睡眠を取るには技術が必要。
基本的にワタクシ、他人のいびきがうるさいと眠れない。
いびきをかかれる前に先んじて寝てしまうという方法もあるが、夜中、ふとした拍子に目が覚めてしまったとき、近くでいびきをかいている人がいるともう寝れない。

山小屋でいびきをかく人、たくさんいます。
規則正しく、ガー、ゴー、ガー、ゴーの人もいれば、睡眠時無呼吸症候群的な人まで。
シーンとしてたかと思うと、突然、フガ?ンガ? ブ、ブヒ、ブヒブヒ…、ガゴーッ!!みたいな。

では、どうするか。

簡単。
耳栓とアイマスク。

アイマスクはなぜ必要かというと、説明が長くなるので今回は省略。
(いずれ、どこかで紹介します)

この二つ、北アルプスの山小屋に泊まる際には絶対に手放せない超重要アイテム。
忘れたら…、廊下で寝るしかない。

というわけで、山では寝るためにも努力が必要なのです。

その①(初日)のレポートはこれにて終了。
2日目からはちゃんと写真があります。
その報告は、その②で

おやすみなさい。

No.002-2/No.018
五竜岳/鹿島槍ヶ岳編(その①)
2013-09-10(Tue)

木曽駒ヶ岳(2013.9)

木曽駒ヶ岳(2956m)

日時:2013年9月9日(月)9:00~13:30
天候:晴れ
同行者:六ちゃん、タダオ

この週末、登山部3名で土日月の2泊3日で五竜岳に行く計画を立てていたが、土日の天気がよくないので計画中止。
が、しかしせっかく月曜日に休みを取っているのでそれを無駄にするのは惜しい。
よって、月曜日に日帰りで登れる山はないかといろいろ思案した結果、木曽駒ヶ岳(キソコマ)に登ることにした。

早朝に出発し、中央道を西へ。

キソコマは2600m地点までロープウェイで行くことができ、手軽にアルプス気分を味わえるので人気の高い山。
ロープウェイ乗り場まではマイカーの乗り入れはできないので、菅の台バスセンターというところでバスに乗り換える。
30分ほどバスに揺られると、しらび平(しらびだいら)というロープウェイの駅に到着。
ロープウェイに乗り千畳敷(せんじょうじき)駅を目指す。
ちなみに、しらび平駅の標高は約1600m、千畳敷駅は2600m。ロープウェイで標高差約1000mを稼げてしまう。

ロープウェイ乗り場付近は曇っていたが、標高が上がるにつれ空がどんどん明るくなり、千畳敷駅の手前で雲の上に抜けた。
図1 図2

ロープウェイを降りると、すぐ目の前に千畳敷カールがドーンと広がっている。
これを見るだけでもロープウェイに乗って来るだけの価値はある。
う~ん、スバラシイ!
図3
 
ちなみに、写真中央に見えているのは木曽駒ヶ岳(本峰)ではなく宝剣岳。
木曽駒ヶ岳の山頂は、見えている稜線の奥にある。
つまり、山頂に登るにはこの千畳敷カールを登りつめて稜線に出て、さらに奥に歩いていかなければならない。

のんびりしているヒマはない。
早速出発。

図4 図5
稜線までは直登。どんどん標高が稼げるがその分、キツい。
途中、立ち止まって振り返ると後方の伊奈谷には雲海が広がっている。その伊奈谷の向こうには晴れていれば南アルプスの山並みが見えるはずだが、今日は雲に隠れている。
3000m級の山頂を持つ山が、たま~に山頂を見せてくれるくらい。

さて、急な登りを30分ほど頑張ると稜線に到着。乗越浄土(のっこしじょうど)と呼ばれる広い平らな場所。
変な形の岩があった。
図7

乗越浄土から中岳を越えるといよいよ木曽駒ヶ岳山頂が見えてくる。
写真は、中岳から見た木曽駒ヶ岳山頂(右奥)。左奥に御嶽山(3067m)が見えるがほとんど雲の中だ。
図8

はい、山頂到着。
図9 図10

ロープウェイの千畳敷駅から休憩時間を入れて1時間半くらいかな。
広~い山頂で、神社があったり、神社とは別に祠(ほこら)があったりビールを売っている売店まであった。
360度開けているので眺望も素晴らしい。
長めの休憩を取り、水分補給、エネルギー補給をする。
魚肉ソーセージ、ようかん、ナッツ、グミ…、おやつをたくさん食べた。

さて、下山。
下山といっても、今回は来た道をただ引き返すだけではなく、ちょっとアルプス気分を味わうため、宝剣岳(2931m)の裏側を通るルート、千畳敷カールから見える稜線をぐるっと回ることにした。
宝剣岳の裏側は、ややハードなルートなので初心者は行かない方がよいとされているが、
つい先日、那須岳でクサリ場も経験したし、六ちゃん、タダオも大丈夫でしょう。

図11 図12
稜線の西側(千畳敷カールの裏側)は、変な形の岩がたくさんある。
谷も急激に切れ落ちていて、見ていると吸い込まれそうな気になる。

図13
宝剣岳へのルート、
クサリは付いているけど、ほとんど垂直の岩場。慎重に、慎重に…

図14
もう空が近い。
もうすぐ、宝剣岳の山頂だ。

山頂到着。
山頂というか、一つの岩。

とりあえず、てっぺんに立ってみる。
図15
突風がきたら、ヤバいな。

図16
3人で記念撮影。

図17
宝剣岳からの下山ルートはこんな感じ。

途中、クサリ場連発。
図16-1

岩の隙間から、千畳敷カールが見える。
図18
無事に、ロープウェイ駅まで辿り着けますように。

極楽平までもう少し。ここまでくればもう安心。
図21
あとは、カール内の遊歩道をロープウェイ駅まで下るだけ。

図22 図23
日差しは強いけどもう9月。
千畳敷カールも花のピークは終わり、チングルマも花が終わり綿毛になっている。
ロープウェイの駅もだんだん近くなってきた。

ロープウェイ駅到着。
宝剣岳の岩場、予想していたよりハードだったのにはちょっと焦ったけど3人とも無事に帰ってくることができた。
六ちゃん、タダオ、お疲れさまでした!

その後、ロープウェイ+バスで駐車場まで行き、クルマに乗り換えて日帰り温泉へ。
温泉で汗を流した後は、本日のご褒美、「駒ヶ根ソースかつ丼」!
図19

ワタクシは運転手なので、ビールは我慢(でも、気分だけでも味わおうとノンアルビール)。
六ちゃんとタダオは生ビールを飲みながら美味しそうに食べておりました。

次は六ちゃんに運転してもらおうっと。

というわけで、楽しみにしていた五竜岳には行けなかったけど、今年のうちに登山部3名でアルプス気分を味わうことができた。
キソコマ、ありがとう!

No.023
木曽駒ヶ岳編
2013-09-08(Sun)

那須岳(2013.8)

直近の登山、那須岳(1917m)。

昨年、登山部が発足して以来、初めて部員全員で一緒に登山をした。
といっても、部員は総勢3名だけど。

日時:2013年8月25日(日)9:00~15:00
天候:晴れ
同行者:六ちゃん、タダオ

登山部が発足して2年目の今年は、3人で北アルプスに行こうという計画を立てていた。
その北アルプス行きを9月初旬に予定していたので、その足慣らし&パーティーの実力確認のため、北アルプスのミニチュア版(と勝手に考えている)の那須岳に登ることになった。

早朝、東北道を北上中はけっこう雨が強く降っており大丈夫か?と心配したが、雨が降っているのは南関東だけで、北関東は晴れの予報。
那須岳は栃木県の北に位置しているので、予報通りならば現地は晴れているはず。

予報、当たりました。

那須岳ロープウェイの駐車場にクルマを置き急いで着替えてロープウェイ乗り場へ。
天気もいいし、夏休みということもあり登山者が結構いる。
ロープウェイを降りて山頂を往復するだけの軽装の人が多い。

ロープウェイに乗ると、10分もしないで山頂駅に到着。
早速、登山開始…、の前に記念撮影。
図1

最初に登るのは茶臼岳(1915m)。
一言に那須岳というが、那須岳はいくつかのピークを持つ成層火山。
今回は、そのピークの中でも主要な3峰、茶臼岳、朝日岳(1896m)、三本槍岳(1917m)に登る予定。

ロープウェイ山頂駅から茶臼岳山頂まではほぼ直登ルート。
岩がゴロゴロしている登山道を歩くと30分で山頂に到着。
図2 図3

山頂は噴火口跡みたいなくぼみがある。

このくぼみをぐるっと回りこんで、いったん朝日岳との鞍部に向かう。
鞍部には、峠ノ茶屋跡避難小屋というのがある。写真だと、ちょうど真ん中くらいに見えている赤い屋根がそれ。
図4

避難小屋前で小休止して、朝日岳に向かう。

図5

那須岳の登山道にはところどころ(おもに分岐地点)に、このような標識がある。
事前に地図を頭に叩き込んでおけば、この分岐の指示だけで道に迷うことはない。
(だから、地図を持っていかなくてもいいと言っているわけではない)

図6 図7

前方には朝日岳(真ん中の尖ったピーク)。
振り返ると、ついさっきまでいた茶臼岳がもう遥か後方に見える。

山の稜線歩き、クサリ場、手足を使ってよじ登る岩場…。
北アルプスに行く前の「最終追い切り」として、那須岳はちょうどいい山だと思う。

さて、朝日岳への分岐に着いたものの、そこから見上げる朝日岳は超急な登りの先にある。
うーん、朝日岳に向けての一歩がなかなか出ない。

朝日岳は、三本槍岳から引き返してきたとき、体力に余裕があったら登ろうということにして、スルーして三本槍岳に向かう。

図8

三本槍岳への途中、清水平付近。
岩がゴツゴツしている茶臼岳から朝日岳への稜線から一変、三本槍岳へ向かう道は景色がガラッと変わり、傾斜も緩やかで木々が生い茂っている。写真では左奥が三本槍岳の方向。

着きました。今回の登山中、最高地点である三本槍岳山頂。
図9

三本槍岳というと、尖った三角の山頂を思い浮かべるけど、そうではなくて緩やかな丘のような感じで山頂も広い。
では、名前の由来はというと、Wikipediaに、
「三本槍岳の地名の由来は、昔、この山の領地がはっきりしないため、会津藩、那須藩、黒羽藩の3藩が領地を確認するため定期的に集まって槍を立てた故事による。」とある。

ふ~ん、そうですか。

図10

三本槍岳の頂上でしばし休憩を取り、その後、もと来たルートを引き返す。
前方に朝日岳(左の尖っている山頂)と、茶臼岳(右奥、丸い山)が見える。
あれに登らないといけないのか~

図11

はい、登りましたよ。その証拠写真。
朝日岳山頂からの茶臼岳。

往路でいろいろ思案した分岐から5分ちょいで山頂に着いたけど、
それにしても急だった。

あとは、本当に下山するだけ。
下に着くまで、何とか天気も持ちそうだ。

図12

途中にあるクサリ場。
こういうのも少しずつ経験しておかないと北アルプスに行けないからね。

ロープウェイを使った登山だからもっと楽かな?と思っていたけど、いろんなシチュエーションがコンパクトに詰まっているし、そこそこ登り応えのあるいい山でした。

No.022
那須岳編
2013-09-07(Sat)

甲斐駒ヶ岳(2005.10)

今日、この時間は本当なら北アルプスの山小屋に泊まっているはずだった。
が、運悪く週末の天気があまりよくない。
景色が見えないのに、北アルプスの稜線を歩いても仕方がないので、今回の登山は中止。

やることがなくなってしまったので、また過去の登山日記をつけることにする。

いまだに思い出すと辛い気持になる甲斐駒ヶ岳。

日時:2005年10月初旬
天候:曇り時々晴れ
同行者:師匠

この年、8月に初めて北アルプスに登りすっかりその魅力にとりつかれてしまったので、
シーズンが終わる前にまた山に登りたいと思い、師匠に南アルプスの甲斐駒ヶ岳(2967m)に連れて行ってもらった。

途中で、師匠をピックアップし中央道を西へ。
南アルプスの東側の入り口、芦安芦倉(あしやすあしくら)に着く。
ここから先、南アルプススーパー林道はマイカーの乗り入れは禁止。バスに乗り換え甲斐駒ヶ岳の登山口の北沢峠に向かう。
北沢峠(2032m)は、甲斐駒ヶ岳(カイコマ)、仙丈ヶ岳(3033m)の中間にありシーズンを通して登山客でにぎわうところ。

北沢峠に着き、早速登山開始。
途中、苔むした林の中を通り仙水峠に着くと、そこからコマツ峰(こまつみね)に向かって急な登山道を一気に登る。
図1 図2

仙水峠からコマツ峰までは、距離はそれほどでもないけど、標高差500mくらいを一気に登るのでけっこうキツい。
コマツ峰に登る途中、右手にはカイコマの南側の斜面が見える。

師匠も、この登山の中でコマツ峰までの登りが一番の頑張りどころだと思っているらしく、途中、「コマツ峰に着けば少し楽になるぞ」とか、「まあとにかくコマツ峰まで頑張ろう」と何度も励ましてくれた。

着きました。
図3

…、…。
こ、こまつみね…。

着くまでずっと、「小松峰」だと思っていた。

今は、登山をする際には事前に地図を見てルートを頭に叩き込んでから行くし、登山計画書を作る際に通過するポイント、地名もしっかり調べるのでこういうことはないけど、当時は○○山に行こう、と言われてホイホイついて行くだけの登山だったので、地名すら調べずに行っていたということ。
このころはまだ、そんな感じで登山していたんだな~。

図4

こちらは、駒津峰から見たカイコマの山頂。この日は雲がかかったり晴れたり、なかなか山頂が顔を見せてくれない日だった。

図5

あ、山頂が見えた。

図6 図7

大きな岩がゴツゴツしている。
もう、明確な登山道はなく両手両足を使い、岩をよじ登って行く。
先行するのは師匠。三点確保を教えてもらったのはこのときだったかな~?

図8

山頂までもう少し!

写真で見ると岩肌がグレーっぽく見えるけど、カイコマの山頂付近は花崗岩(かこうがん)がむき出しになっていて、日が当たると白っぽく光って見える。
遠くから見ると、カイコマの山頂だけ雪に覆われているように真っ白に見えることがある。

そのカイコマの山頂に…、着きました。
図9

疲れた。

祠(ほこら)がある。
図10

山頂で撮った写真が少ないのは、きっとちょうど雲がかかっていて景色が悪かったからだろう。
晴れていれば、北岳、仙丈ヶ岳、八ヶ岳などよく見えるはずだから絶対に写真を撮っているはず。
頑張って山頂に着いたのに景色が見えないと少しがっかりするけど、まあ仕方がない。

さて、下山。

ちなみに、山頂で撮った写真以降、下山中の写真は一枚もなし。

ここからが思い出すのも辛くなるカイコマの苦い思い出。
何が辛かったかというと…、

まあ、要はガス欠になってしまったということ。

山用語では、「シャリバテ」。
シャリ(飯)が切れてバテてしまうということ。

このときの経験があるから今は登山前のエネルギー補給、行動中のエネルギー補給などきちんと考えてするようになったけど、まだ経験が浅い最初のころは、早起きして食欲がないから朝飯は食べなくていいや、とか、行動中も何か食べるのは面倒臭いから飲み物だけでいいや、とか、その程度の認識で登っていた。
実際、このときもそう。

が、しかし…、
下山中、足が前に進まない。
筋力を使ってしまって疲れているという感覚ではない。重い。
こ、これはどうしたことか…、足が前に進まない…。

これはガス欠だと自分でわかった。

それから、行動食として持って行ったものをバクバク食べた。
が、すぐには元気にならない。
頻繁に休憩を取り、エネルギー補給をするのだけどなかなか元気にならない。
本来、下りは大得意なはずなのに、足が重くて重くてどうしようもない。

結局、何度も何度も休憩を取り、そのたびにいろんなものを食べていたら、次の日の行動食も非常食も全部食べてしまった。
結果的に日帰り登山となってしまったが、実はこのときの登山は、北沢峠を基点に初日はカイコマ、二日目は仙丈ヶ岳に登り、南アルプスで人気が高い日本百名山の名峰を2つ同時にやっつけてしまおうという計画を立てていた。

が、ワタクシの無計画性というか認識の甘さで、初日で体力と気力をすべて使い果たしてしまったのでした。
で、師匠に泣きを入れた。

「すいません、ちょっと体力的に厳しいので明日の仙丈ヶ岳をキャンセルさせてください」と…。

山で辛くて泣きを入れたのは、あとにも先にも、このときの一回だけ。
このときは、それほど辛かった。

そして、師匠から返ってきた言葉は、
「仕方がないよ、調子の悪い時もあるさ」という優しい言葉ではなく、まさかの厳しいお言葉。

「山をナメていたんじゃないのか?」
「きちんと計画を立てていないからだろ」
「山で、そういうことになるとみんなに迷惑がかかるんだよ」といったような…。

とはいえ、予約していた山小屋をキャンセルして一緒に下山してくれた師匠。
その節は、本当に申し訳ありませんでした。

まあ、今となってはこの経験は大事だったと思う。
このときは、まだ経験も浅く、何の根拠もなく自分は人より体力があると過信していたし、朝飯なんか食べなくても、途中で行動食なんか摂らなくても、基礎体力だけで登っちゃうんだよ、ワタクシは!(フハハハハハ~♪)
くらいテングになっていたと思う。

見事にその鼻っ柱を折られたけど、
このとき以降、登山計画というものを真面目に考えるようになった。

今でも中央道を通るとき、天気が良ければ必ずカイコマを探してしまう。
あ~、今日はカイコマがきれいに見えるな~と嬉しく思うのと同時に、必ずこのときの登山のことを思い出す。

辛かった経験だけど、いい経験だった。

今現在、登ったことのある日本百名山もようやく20座くらいになってきたけど、カイコマだけはいろんな意味で別格。
日本三名山を選べと言われたら、ほかの二つはまだ分からないけど、カイコマだけは絶対に入る。

その思い出深い甲斐駒ヶ岳に、
あと、何回登ることができるかな?

No.004
甲斐駒ヶ岳編
2013-09-06(Fri)

酒徒庵(四谷三丁目)

2013年9月4日(夜)
酒徒庵

税理士の高橋君からカキを食べに行かないか?と誘われたので行ってきた。
ちなみに、このお店は「一見さんお断り」「完全予約制」さらに、置いてあるお酒は日本酒だけ。
ビール、焼酎など一切なし。
その代り、置いてある日本酒の銘柄の種類はとても豊富だった。
聞いたことのない酒蔵のお酒がたくさんあった。

料理は基本的に和食で魚料理が多い。

白魚の塩辛、小肌の酢〆など日本酒に合うつまみをちょこっとつまみながら、2種類くらいの日本酒を飲んだ。
が、何せ珍しい名前の日本酒ばかりで、飲んだお酒の銘柄は一つも覚えていない。

で、本日の目的であるカキ。
図2 図3

やっぱりカキはいつ食べてもおいしい。
きりっと冷えた大吟醸がよく合った。

ほかにも何種類か料理を食べてお酒もほどよく効いてきたところで、ラストオーダー。
で、注文したのがこれ↓
図4

「鯖の燻製」なるもの。
これはおいしかった。正直なところ、カキがかすんでしまうくらいおいしかった。
燻製なので表面にはスモークしたチップの香りがほどよくついていて、身はどういうわけかチーズのような濃厚なコクとなめらかさがあって、目をつぶって食べたらみんなスモークしたチーズだと勘違いすると思う。
じゃあ、魚じゃないじゃん、というとそうでもない。
青魚の臭みは全くなく、香り、食感はチーズみたいなんだけど、でもやっぱり魚。

これは初めて食べた味。
もう40も近くなってくると、それなりにいろいろなものを食べているので、新しい何かを食べて感動するってことが最近はあまりなくなってきたけど、久しぶりに感動した。
また行こうっと。

お酒は、銘柄はさっぱり覚えていないけど、マスターがラベルを見ながらいろいろウンチクを語ってくれたこのお酒、これだけは覚えていようと思って写真を撮った。
図1

「龍」が4つで一文字の漢字らしい。
漢字一文字で最も画数が多くて、64画もあるとのこと。
ワタクシは、漢字でフルネームを書いても四文字で46画(これも多い方じゃないか?)。
でも、ワタクシのフルネームよりもこの一文字の方が画数が多い。

そんな漢字があるんだね~。
ちなみに、この漢字の読み方は「てつ」
意味は、「おしゃべり」とのこと。

デブログvol.1
2013-09-04(Wed)

両神山(2004.11)

人生で初めて登った日本百名山、秩父の両神山。

日時:2004年11月中旬 9:00~15:30
天気:晴れ
同行者:師匠

師匠に山登りに連れて行ってもらうようになって初めて登った日本百名山が、
秩父の両神山(1723m)。

まだ、山登り用のウェア、ザック、靴など何もなくて、
普通に街中で使っているザックに水とタオルと弁当だけ詰め込んで登った記憶がある。
晴れの日を狙って行った日帰り登山だったので、雨具すら持っていかなかったと思う。
(今思えば、ずいぶんいい加減なことをしていたな~)

朝、早起きして西武線で秩父駅まで行き、そこからバスに乗って登山口の日向大谷に向かう。
暗いうちに家を出たのに、日向大谷に着いたのは9:00くらいだったと思う。
早速、登山開始。

まだ地図も読めず、ルートも分からず、師匠の後ろをついていくだけ。

秩父なので師匠がクマ鈴を鳴らしていたはずだけど、記憶にない。
しばらく沢沿いを歩き、だんだん傾斜がきつくなってくる辺りで、ガサガサという音がしたのでそちらを見ると、なんとニホンカモシカがいた。
写真だと風景に同化してしまいわかりにくいけど、確かにニホンカモシカだった。
CIMG0215.jpg

ニホンカモシカに出会ったのはこのときと、
この両神山の一ヶ月後くらいに、奥多摩の川苔山(かわのりやま)に行ったときの2回だけ。
登山を始めて10年が経つけど、最初の2回の登山で連続して出会って以降、ゼロ。
今思えば、貴重なことだったんだな~。

このときの登山はあとで見返してみても、写真が凄く少ない。
10枚も撮っていない。歩くのに必死で、写真を撮る余裕がまだなかったんだと思う。

しばらく登ると、清滝小屋に着いたのでそこで昼飯。
師匠がお湯を沸かしてくれて、味噌汁を飲んだ記憶がある(けど、写真がない…)。

昼飯を早々に済ませ、またどんどん登っていく。
途中、簡単なクサリ場があった。
クサリ場は初めてだったけど、難なくクリア。

CIMG0218.jpg

木々の合間から山が見えるのだが、山頂かどうかわからない。

清滝小屋からの登りは少し急なところがあるのだけど、驚いたことに上から犬が下りてくる。
コロコロ転がるように凄いスピードで下りてくる。
飼い主らしき人はいない。とにかく犬が上から下りてきて、我々には一瞥もくれずどんどん下って行ってしまった。

で、しばらく登ると山頂に到着。
狭い山頂だけど、祠があった。
CIMG0222.jpg

この日は風がなく天気は晴れ。
初めてこういう山に登ったのだけど、山頂に着いて驚いたのは、恐ろしく静かだったということ。
山頂には、我々以外には単独行の人が1人か2人いただけだったと思う。
普通に(下界で)生活していると、クルマの音、電車の音、人の話し声、家の中にいてもテレビの音、家電の音、何かしらの音に囲まれて生活していると思うけど、この山の頂上は違った。
(誰かが話をしない限り、)人間が発する音というのが全くない。風がないので、ほぼ無音。
山頂から見た景色は覚えていないけど、山頂が静かだったことだけはよく覚えている。
(まあ、その後混雑期の北アルプスなどに登るようになって、この時がたまたま特別だったということを知ることになるけど)

CIMG0223.jpg CIMG0224.jpg

山頂で撮った数少ない写真。
雲海の向こうに見えているのは奥多摩の山々。
真ん中よりちょっと右、少し出っ張っているのが雲取山だよと師匠に教えてもらったけど、
このときはまだどこにどういう山があるのか、位置関係も山の名前も知らなかったので、なんでそんなことが分かるのか不思議だった。

雲取山、東京都の最高峰で日本百名山にも選ばれている山だけど、まだ登ってないな~。

山頂には20分もいなかったかな?
11月で日が暮れるのが早いので、早めに下山開始。
一気に登山口まで下ったけど、両神山荘に着く直前の林の中でちょうど日が暮れてしまった。
もうゴールは見えていたから焦らなかったけど、秋の夕暮れは予想以上に早いこと、それから林の中で暗くなっちゃうと、何にも見えなくなって危ないことを学んだ。

両神山荘の横を通ったら、さっきの犬がいた。
なんだ、ここの犬だったのか。

日向大谷でバスを待ち、秩父駅に向かったはずだけど、よく覚えていない。
ただ、途中でバスを乗り換えなければならず、暗いバス停でなかなか来ないバスを師匠と二人で待った記憶がある。

もうほぼ10年前の話だけど、とにかくこの両神山からワタクシの登山が始まったのです。
記念すべき登山でした。

No.001
両神山編
2013-09-03(Tue)

谷川岳(2012.10)

去年の10月、六ちゃんと谷川岳へ。

日時:2012年10月21日(日)7:30~13:00
天気:晴れ
同行者:六ちゃん

この年最後の山登り。
六ちゃんが「谷川岳に登りたい」というので計画を立てた。
タダオも一緒に調整していたが、別件が入り結局二人での登山となった。
ワタクシは以前に別のパーティーで登ったので谷川岳は2回目。

谷川岳には、西黒尾根というハードなルートがあるが、
今回は(も)、ロープウェイを使った(楽ちんな)天神尾根ルートで登ることにした。
ロープウェイで、天神平まで行く。もう、標高1300m。
谷川岳は、山頂が二つある双耳峰(そうじほう)。
天神平から手前に見えるのが、トマの耳(1963m)、奥に見えるのが、オキの耳(1977m)。

つまり、天神平から両ピークまで標高差約600m。
天気もいいし、チョろいもんだぜ。

というわけで早速、登山開始。
天神平スキー場の脇から林に入っていくと、木の合間から山頂が見える。
ちょうど紅葉の季節だ。
図1 図2

途中、岩場(クサリ場)が少しあり、多少混雑する部分もあったが、
順調に山頂に近付いている。

図3 図4

2時間くらいで、山頂に到着。
手前の山頂(トマの耳)で六ちゃんと記念撮影。
いったん尾根と尾根の間の低いところ(鞍部)に下り、すぐにまた登り返してオキの耳に到着。

一番高いところがオキの耳なので、ここまで登って引き返す人が多いけど、
今回、我々はもう少し先まで行くことにする。
というのは、もう少し先に行くと、有名な谷川岳の「一ノ倉沢」を上から覗き込むことができるポイントがあるから。

オキの耳から20分くらい歩いてそのポイントに着いた。
途中、岩にはめ込まれたルート表示のプレートがあったが、よく見るとここで遭難した人の名前が刻んである。
図6

通常の登山ルートには危険個所はあまりないけど、
「一ノ倉沢」「幽ノ沢」など、ロッククライミングのルートでは遭難が多発したことから、
谷川岳には、「魔の山」「人喰い山」「死の山」という別名がある。

その「一ノ倉沢」を上から覗く。
図7 図8

写真だと高度感があまり伝わらないけど、凄い迫力です。
今度は下から見上げてみたいな。

ということで、満足した(というか怖くなった)ので、下山開始。
紅葉の季節なので、岩に日が当っているだけでなんとなく絵になってしまう。
いい季節に来たなあ。
図9

登ってきた道を、ロープウェイ乗り場に向けてどんどん下っていく。
すると、ヘリコプターが上空を旋回したり、あっちに行ったりこっちに行ったりしている。
どうしたんだろう?と思いつつどんどん下っていくと、少し先に救助隊員が数名作業をしている。
そこまで行くと、救助隊員にここで待つように指示された。
すると、救助隊員が、「今からヘリを入れま~す!」と言って、合図を送っている。
見ると、登山道の脇の木の枝が切り払われ、ちょうど空に向かってぽっかりと空間ができている。

ヘリが爆音を立ててどんどん近づいてくる。
凄い勢いで風が舞って、枯葉が巻き上げられて目も開けられない状況。
本当に真上、10mくらいの位置でヘリがホバリングをしている。

すると、ヘリからスーッとワイヤーが降りてきた。
どうやら登山道のすぐわきに落ちてしまった人がいて、それを救助しているようだ。

ワイヤーが降りてからしばらく経つと、救助隊員に抱えられた負傷者が吊り上げられヘリに収容された。

よかったよかったと思っていたら、またワイヤーが降りてきた。
どうやら、負傷者は二人いた模様。
次の人も、救助隊員に抱えられてヘリに無事収容された。
図10 図11

あとで聞いたところ、どうやら落ちてしまったのは年配の男女(夫婦かどうかはわからない)だったらしい。
でも、幸いなことに軽傷で済んだとのこと。
見ず知らずの人だけど、怪我が軽くて本当によかったと思った。

ヘリが飛び去り、救助隊員の「ご協力ありがとうございましたー!」という声でみんな我に返り、また歩き出した。
で、その救助現場から10分くらいでロープウェイ乗り場到着。
下山もロープウェイを使い、駐車場まで直行。

図12

写真はロープウェイから撮った一枚。
乗っている時間は10分くらいだったかな?
登山の余韻に浸りながら、紅葉の景色を最後に目に焼き付けて…、という充実した感慨深い10分間でした。

ある一つの出来事を除いて…。

ロープウェイで目の前に座っていたおばちゃん(もう、おばあちゃんかな)。
そのおばちゃん、ロープウェイが動き出すなりすぐに、「ロープウェイが落ちたら死んじゃうな」とか、
不吉なことを言い出す。
目線は前を向いたまま微動だにせず、いきなりそんなことを言う。
我々を見て話しかけているのか、それとも独り言なのか…。

律儀な六ちゃんは、「そ、そうっすね」とか応えてあげている。

するとまた1分くらいして、
「ロープウェイが落ちたら死んじゃうな」と言い出す。

目の前に座っている我々としては、何か応えるべきか無視すべきか判断に迷ってしまう。

するとまた1分くらいして、「ロープウェイが落ちたら死んじゃうな」と言っている。

…、…。無視。

するとまた1分くらいして、「ロープウェイが…」

無視。

「ロープウェイが…」

(知らん)

「ロ、ロープウェイが…」

(うるせー)

ということで、ロープウェイが下に着くまでずっと同じことを言っておりました。
必死で怖いのを堪えていたのかな?

天気、景色が最高な中での登山だったけど、別の意味で強烈な印象が残る登山でした。
救助現場を間近で見たこと、不吉な発言を繰り返す謎のおばちゃん、それと、ここには書かなかったけど、
明らかにペースが遅くて、こちらが追いついて真後ろを歩いている状況で、絶対に自分もその状況に気づいているはずなのに、
完璧にブロックして絶対に抜かせてくれないばあさんがいたり…。(あ、書いちゃった)

2012年の締めくくりとしてはいい(?)思い出に残る登山でした。

No.017-2
谷川岳編
2013-09-02(Mon)

鳳凰三山(2007.9)

ちょっと前の記録。
2007年9月の鳳凰三山。

日時:2007年9月8日(土)~9日(日)
天候:晴れ
同行者:師匠

少し前の記録。

そもそもワタクシが山に登り始めたきっかけを作ってくれたのが、この師匠。
今はもう退職されてしまったが、会社の上司(直接の上司ではないけど)だった方。
山の「いろは」をすべてこの人から教えてもらった。

師匠が退職される前の3年くらいの間、とにかくよく一緒に山に登った。
師匠自身は山歴40年を越えているのではないかな?
経験豊富で、定年間近(当時)の年齢なのに、30代の人間と同じ体力の持ち主。
いろんなことを教えてもらった。
感謝、感謝。

さて、その師匠と登った鳳凰三山。
正直なところ、あまり記憶が定かではないので、写真中心で。

<1日目>
このときは珍しく、クルマではなく電車で行った。
中央線の「あずさ」だったかな?新宿から甲府まで行き、そこから南アルプス行きのバスで、
芦安芦倉(あしやすあしくら)まで行き、そこから夜叉神峠(やしゃじんとうげ)登山口までさらにバスで行く。
夜叉神峠登山口でバスを降り、いよいよ登山開始。

CIMG3256.jpg CIMG3265.jpg

あまり記憶が定かではないが、夜叉神峠登山口から少し登ったら、もう稜線に出たような…。
鳳凰三山は、薬師岳(2780m)、観音岳(2840m)、地蔵岳(2764m)の総称。
それらが連なった尾根を南から北へ向けて歩くことになるが、その尾根にすぐ出てしまった記憶がある。

薬師岳の近くの薬師岳小屋に宿泊。
北岳の向こうに沈む夕日を見ているうちに、暗くなってきた。
山小屋で飯を食って寝るとするか。

CIMG3268.jpg CIMG3276.jpg

<2日目>
二日目は、観音岳、地蔵岳を経由し、ドンドコ沢沿いに青木鉱泉に下山する。

CIMG3288.jpg CIMG3290.jpg

朝日を浴びる、白根三山。
写真では、右から北岳(3193m)、間ノ岳(3189m)、農鳥岳(3026m)。

甲府盆地は雲海の下。
その向こう、富士山の山頂は変な雲に覆われていた。

尾根を縦走していると、右前方に地蔵岳が見えてきた。
地蔵岳のオベリスク(尖った岩のでっぱり)は、目がいい人なら中央道からも確認できる。
まあ、どの辺で見えるか言っちゃうと、それを見ようとして事故を起こす人がいるといけないから、
教えないけど。
左奥に見えているのは甲斐駒ヶ岳(2967m)。
山頂付近は雲に覆われている。

韮崎辺りも完全に雲海の下。
その雲海の向こうには、八ヶ岳が見える。
すこし尖っているのが八ヶ岳の主峰・赤岳(2899m)。

CIMG3299.jpg CIMG3302.jpg

地蔵岳がどんどん近付いてくる。

CIMG3303.jpg CIMG3307.jpg

地蔵岳に着いたので、ちょっとポーズを決めてみる。
(オレンジ色のウェアがワタクシ)

CIMG3308.jpg

地蔵岳からはドンドコ沢に沿ってひたすら下るだけ。
途中、いくつか滝が落ちていた。

CIMG3315.jpg

無事、青木鉱泉に到着。
そこから韮崎までバスで行き、韮崎からは「あずさ」で新宿まで帰りました。

No.014
鳳凰三山編
2013-09-01(Sun)

大菩薩嶺(2012.6)

過去の登山記録の整理。
2012年6月、大菩薩嶺(2057m)

日時:2012年6月4日(月)7:00~9:30
天気:快晴
同行者:なし(単独)

春先、ちょっと仕事が忙しかったので一息ついたこのタイミングで有給をもらい、
一人のんびり登山に出掛けた。

朝、自宅を出て中央道をぶっ飛ばし、大菩薩嶺の登山口の上日川峠(かみにっかわとうげ)まで行く。
すでに標高1570m。大菩薩嶺の山頂まで標高差約500m。
標高が2000mを越える日本百名山のうち、かなり楽に登れる山の一つではないかな?

今回は一人なので、駐車場に着いたらすぐに着替えてさっさと登る。
001.jpg 003.jpg

いつもの登山口から、福ちゃん荘を通り山に入っていく。
それにしても、いい天気だ。

005.jpg 007.jpg

今日は一人なので話をする相手がいない。
クマが怖いので、クマ鈴をチリンチリン鳴らしながら、のんびり歩く。
途中、木々の合間から富士山が見えた。
6月なのにまだ雪がたくさん残っている。

登り始めてから、1時間もしないうちに大菩薩峠に着いた。
中里介山の「大菩薩峠」という小説で有名になった峠らしいけど、ワタクシにとっては、
深田久弥さんの「日本百名山」を読んで知った地名。
大菩薩峠まで来ると、眺望が一気に開け、富士山や、甲府盆地越しに南アルプスがよく見える。

010.jpg 018.jpg

大菩薩峠から山頂(大菩薩嶺)に向かう途中、甲府盆地の向こうに南アルプスが見える。
右の方の黒っぽい三角形の山、甲斐駒ケ岳(2967m)。
その少し左、白い雪をかぶっている奥の山が、仙丈ケ岳(3033m)かな?
両方登っているので、いつかブログに書かなければ…。
中央よりちょっと左、白い三角の山が日本第2位の標高を誇る、北岳(3193m)。
北岳から尾根伝いにちょっと左の山が、間ノ岳(3189m)。
北岳と間ノ岳はまだ登ったことがないけど、日本百名山コンプリートのためには、
この二つもいつかは登らなければ。

振り返ると、富士山がよく見えた。

大菩薩峠から先は、途中少し下るところもあるけど、概ね緩やかな登り。
景色がいいので、足取りが軽い。

021.jpg 022.jpg

鞍部になっているところが、賽ノ河原。避難小屋みたいなのが建っている。
そこから先は、山頂まで緩やかな登り。
左側の斜面は笹に覆われている。

途中、ゴツゴツした岩場を通り、どんどん登っていくと標高2000m地点の標識に着く。
山頂はもう少し先の林の中。

着きました、山頂。
036.jpg

シーン…。 …、…。

大菩薩嶺は、東京からも近く、登山口から500m程度の登りで標高2000mの空気を吸うことができ、
天気が良ければ、富士山、南アルプスなどの眺望も素晴らしく、
危険なところもほとんどなく、総合的に見たら非常に優れている山だと思う。
ワタクシも、今回の登山で大菩薩嶺は3回目。
今のところ、日本百名山で同じ山に3回登っているのは、この大菩薩嶺だけじゃないかな?
好きか嫌いかといえば、もちろん好き。

が、しかし…、
この山頂だけはどうにかならないものか。
「画竜点睛を欠く」とは、大菩薩嶺のことをいうのではないだろうか…。

林の中で展望がなく、薄暗くて、空気がどよ~んと淀んでいる感じ。
う~ん。
中には、これが山頂だと気づかず、ここまで来ないで下山しちゃう人がいるんじゃないかな?

まあ、好きな山だからこれ以上悪く言うのはやめよう。

下山は、来た道を戻らず、雷岩から唐松尾根伝いに一気に福ちゃん荘まで下る。

041.jpg

さすが、皇太子さま、雅子さまがご休憩されるようなところともなると、
「ほうとう」が、「おほうとう」になってしまうんだな。

(クマが寝てる…)

福ちゃん荘から駐車場まで10分。
無事、駐車場に着いて登山終了。

来るときは、中央道の勝沼ICから来たけど、帰りは奥多摩の方に向い、
途中で温泉に入って汗を流して帰った。

帰りの運転が非常に眠かった記憶がある。

お疲れさまでした。

No.006-3
大菩薩嶺篇
2013-09-01(Sun)

赤城山(2012.8)

過去に登った山の整理、たくさんあるのでどんどんいきます。
去年の8月に登った、赤城山。

日時:2012年8月19日(日)8:00~11:30
天気:晴れ
同行者:タダオ

新しく登山部員になったタダオと一緒に赤城山に行った。
登山部員といっても、まだワタクシを含めて3人しかいないけど。

今回、タダオと初めて一緒に登るのは赤城山(1828m)。
手軽に登れる日本百名山ということで白羽の矢が立った。
筑波山ではちょっと軽いし、両神山だとタダオにはちょっとハードな気がするし、
本当に手ごろな山として赤城山にした。
(といいつつ、ワタクシも赤城山は初めて登る山だからホントに手ごろかわからない状況)

朝、タダオをピックアップして関越道で赤城山へ。
8:00前に登山口に着いたので、クルマを停めて着替えをして早速登る。
赤城山と一口に言うけど、黒檜山、駒ヶ岳、地蔵岳、長七郎山などいくつものピークを持った複成火山。
今回は、黒檜山(赤城山の最高峰)と駒ヶ岳に登る。

黒檜山の登山口から登り始めたところ、早速の急登。
え~っ?こんなに急なの!?と思わず声が出てしまうくらい急。
北アルプスの笠新道、ブナ立尾根など、急登で名高い登山道を登った経験のあるワタクシが、
「手ごろな百名山」くらいにしか思っていなかった赤城山でちょっと焦っている。

タダオは…、とりあえず登っている。
これが超急登と理解しているのだろうか?
いや、たぶん訳も分からず登っているだけだろう。
それにしてもこの急登はいつまで続くのだろう…と思っていたら、

すぐ終わった。

本当に急登だったのは、30分もなかったかも。
傾斜がだんだん緩やかになってきて空が近づいてきて、1時間くらいで山頂に到着。
① ②

最初はビビったけど、なんだかあっけなく山頂に着いてしまった。
やっぱり、「手ごろな百名山」でした。
山頂は、木々に囲まれてあまり展望がよくない感じ。
まあ、2000m未満の山の山頂は大体こんな感じだけど。

山頂で少し休憩をとり、駒ヶ岳に向かう。
いったん、山頂と山頂の間の低いところ(鞍部)に下り、それから駒ヶ岳に向かって登り返す。
また登らなければいけないときの下りって、ちょっと辛いんだよね~。
ま、こればかりは仕方がないけど。
③ ④

鞍部で、さっきまでいた黒檜山の山頂を振り返る。
雲の動きが早く、山頂が見えたり隠れたりを繰り返している。

⑥ ⑤

先に見えているのが駒ヶ岳。
けっこう遠くに見えるけど、写真を撮ったところから30分もしないうちに山頂に着いてしまった。
山頂ではあまり景色が良くなかったのかな?(写真がない)

駒ヶ岳の山頂から、駐車場まで一気に下って無事に登山終了。

タダオは、思ったよりちゃんと歩けていた。
まあ、入部テストは合格だな。

下ったところのお土産屋で、赤城山のバッジを買って、
山の中腹の温泉に入って汗を流して帰ってきました。

タダオ、お疲れさん!

No.020
赤城山編
プロフィール

福ちゃん

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